ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

オランドです

いえ、新しい大統領の話をしているのではなく、今朝生まれた子牛のことです。

今年生まれの子牛は、《H》で始まる名前 ということで、Jおじさんが、《オランド》(カタカナでは見えないけれど、アルファベットで書くと、頭にHが付く)に決めました。久々の男の子です。

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母親が、子牛には絶対に触らせてくれない猛烈ママ、みよなので、これ以上近くに行けません。

午後、毋子を牛舎に入れようとしたけれど、みよは、子牛が付いて来ないとテコでも動かないので、かなり手間取りました。

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南側の一番大きな放牧地から、牛舎のすぐ裏まで来たところで、くたびれて寝てしまったオランドくん。父親のすもうよりも、足が長くてスラッとしていますが、性格は、例にもれず、良さそうです。

これから少なくとも一週間は、牛舎にお泊まりなので、その間に仲良しになれますように。

春っ!

カラカラ天気が終わった と思ったら、3月のお天気に戻り、朝晩は寒くなりました。それでも、木はどんどん葉をつけて、日に日に緑が広がっています。

毎日雨 とはいかないけれど、まあまあ、まとまった雨が降り、草も伸び始めたので、牛たちを南側の牧草地に放しました。

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ちょうど、乾草もなくなったし、毎年の血液検査も済ませたし、ボラン食堂は、4月10日で閉店しました。今年は、ちょっと早めです。

この週末は、ももくんが箱に入って戻って来たので、ボラン農場は、お肉のお客様で大にぎわいでした。牛たちは、草を食べるのに忙しくて、いるのかいないのかわからないほどの静けさでした。

いろんな方に心配していただいたふわふわの目も、すっかり良くなり、まずはめでたし、めでたし と言うところです。

速報:ふわふわの目が開きました

昨日あたりから、ふわふわは、『ねぇ、それ、食べれるもの?』と言うような時、ちょっと左目を開けるようになりました。

まだ、しょぼしょぼさせているけれど、瞳が見えるまで開けられるようになりました。ちゃんと見えているかどうか、まだわかりませんが、少しずつ回復しているようです。

(写真を撮ろうとしたらイヤがったので、ちょっと前の写真。)
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ふわふわの目は開いたけれど、雨が降りません。

昨日も、今にも雨が降りそうな空模様だったのに、一滴も落ちて来ませんませんでした。一昨日、ほんの申し訳程度に降っただけです。

今朝、ジョンさんの菜園を(トラクターで)耕しに行ったJおじさんによると、菜園の土は、耕した底までカラカラだったそうです。なんか、去年よりもひどそうです。

これから、一ヵ月雨が降り続いたとしても、文句は言いません。

ふわふわの災難

天気予報によると、雲一つない晴天は今日が最終日で、明日からは春らしく、雨が降ったり晴れたりの忙しいお天気に変わるそうです。気温だけは、もう土曜日からふつうに戻り、今朝は霜が降りました。

さて、今日はボラン農場の家ネコ、ふわふわの話です

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好きな時に家(小屋)のドアの前でニャーニャーやって、家の中に入れさせるふわふわは、だいたい夜は、夕食後の巡回を終えて、遅くやって来ます。

その日もふわふわは、家で寝ましたが、翌朝、いつまでたっても起きて来ません。ベッドの上のJおじさんの足の位置で、ひたすら眠っていました。小屋のすぐ外には、まるまる太ったネズミの死骸が置いてありました。

いつもなら、朝になると一旦外に行って、Jおじさんが朝ご飯を作っている時に戻って来て、ミルクをねだります。今日はなんかおかしい と思ったけれど、Jおじさんが、そっとしておけ と言うので、そのままに。

ふわふわの左目が開かないのに気付いたのは、ずっと後のことでした。

次の日も、ふわふわは元気がなくて、左目から目やにが大量に出て、それがくっついて目が全く開けられませんでした。かわいそうなので、熱いタオルで拭いてやったけれど、目は閉じたままでした。

大好物のアルモリカン牛レバーも食べないし、ミルクも飲まないので心配しているうちに、目が開かない顔の左側が腫れて来ました。

これはただ事ではない とJおじさんが獣医さんに電話して、その日の夕方に診てもらうことにしました。

ふわふわは、ボラン農場のネズミ駆除員であって、ペットではないので、旅行用のキャリーバッグなど持っていません。なので、Jおじさんは、カゴの代わりにと、段ポール箱に窓を開け、そこに金網を取り付けたのを用意しました。

家を出る時間になったので、ふわふわをその中に入れようとすると、あら、あんたそんなに元気だったの と思うほど力いっぱい抵抗しました。それでも無理やり箱に閉じ込めてしまうと、金網を体当たりで押し曲げて、ちょっと開いた隙間から脱出しようとしました。

それじゃよけい危ないので、あわてて箱から出し、獣医さんに行く時間も迫っていたので、急きょ別の段ボール箱に閉じ込め、ふわふわがヘンな声で泣き叫んでも聞こえないふりをして、箱ごと車の助手席の足の所に押し込み、急いで出発しました。

獣医さんのある隣町まで、私だと30分はかかります。それなのに、一時間もしないうちにJおじさんが戻って来ました。

車の助手席には、獣医さんから借りて来たカゴが置いてありましたが、中は空っぽ。ふわふわは? と言うと、助手席の後にうずくまってました。

家を出て間もなく、ふわふわは、またもや段ボール箱から脱出したそうです。だから、帰りは、は獣医さんのカゴに入れたけれど、またもや脱出。その上、とうとうガマンできず・・・・、座席の後でおしっこをしてしまいました。

病気だから、いいの、いいの とそれは大目に見て、ところで、獣医さんの診断は? と言うと、どうも何者か(キツネとか野生の動物)に目の上あたりを殴られたのではないか と言うことです。ふわふわは、以前にも、何か動物に、おでこから耳にかけてかじられたことがありました。

今回は、その殴られたところが化膿して腫れ、体温も40℃あったそうです。だから、ごはんも食べられなかったわけです。でも、獣医さんに注射をしてもらって、翌日から飲むお薬ももらって、一安心。

なんて、言っている間に、元気を取り戻した本人は、さっさとネズミ狩りに出かけてしまいました。もう、病気の時ぐらいやめておけばいいのに、痛い目にあっても全くこりてないふわふわです。

そして、戻って来た時には・・・、びっこひいてました。

私の憶測では、片目が見えないのに、いつものように高い所に登って、距離感を誤って脚をぶつけてしまったのだと思います。また、獣医さん行かなあかんや〜ん と嘆くJおじさんに、もらって来たのが炎症を抑える薬やから、これにも効く と説得して、様子を見ることにしました。

案の定、ぶら〜ん としていた右前脚も2日で治り、8日分のお薬も全部飲ませたけれど、ふわふわの左目は、まだ開きません。

Jおじさんは、両目が開いた事故前のふわふわの写真を、全部大事に取っておくそうです。

ふわふわの目が開いたら、またお知らせします。

みんな良い子だねぇ

もう三月も終りになり、乾草ロールも残り少なくなったので、そろそろボラン食堂の閉店も近づいて来ました。

それにしても、今年の食堂(牛舎)は本当に楽でした。

まず、雄牛(去勢)がいないので、掃除が楽です。

これは説明を加えないと、わからない方が多いと思いますが、雄牛はお腹の下からおしっこをするので、敷きわらが全部汚れるけれど、雌牛はおしっこも後ろからなので、汚れるのはたいてい通路側だけだからです。

そして、今年の女子チームは、毋牛たちが選抜メンバーだけあって、まとまりが抜群です。

中には、怖がりで落ち着きのないの(フェスト・ナットとグリ子)もいるけれど、それでも今は、牛舎に入場する時、迷うことなく、みんなそれぞれの守備位置に付きます。

それも、ちゃんと順番に、向かって左側に席のある第一グループがまず牛舎に入り、その後、右側の第二グループが入って来るようになっています。

そして、三月初めにもう一つ北の牧区を開けても、今週の水曜日に北のもう一つの牧区に移動しても、いくらおいしい青草を食べていても、私が呼びに行くと、ちゃんと牛舎まで来てくれました。

牛舎には来たけれど、やっぱりお腹いっぱいで、寝そべってしまった子たち。

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この女子チームがこんなに優秀なのは、みんな、有能なリーダー(マルキーズ)のおかげです。マルキーズは、何も言わなくても、私が考えていることを理解してくれるんです。

先代リーダーのイッジーばあちゃんも、おとなしくて、言うことを聞いてくれたけれど、歳のせいで歩くのがゆっくりでした。でも、マルキーズは、まだまだしっかり歩けるので、だれも追い越そうとはせず、北の放牧地からの長い道を、みんなの先頭に立ってさっそうと歩いて来ます。

そのマルキーズ(写真後ろ)もえらいけれど、娘のげんきも優等生子牛です。

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小さいから、柵をくぐってどこにでも行けるのに、脱走して追いかけっこになったことなど、一度もありません。呼べば、ちゃんとついて来ます。

性格が良いだけではなく、げんきは今までで一番すばらしい子牛 と私が言うのは、ひいき目過ぎるでしょうか。

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