ボランくんがT村に戻ってくる というニュースを書きましたが、あれからボランくんは 本当に隣のF君のところにいます。
もう、一ヵ月ほど前になるでしょうか。レンヌのエコミュージアムのSさんが ボランくんをトラックに乗せて 配達前にうちまで来てくれたそうです。私は 学校に行っていて 会えなかったのですが、Jは その時ご対面しています。
私は ボランくんを一目見よう とそれから F君の乳牛の群れに注意していたのですが いっしょにいる雄牛は ビアン君です。
この週末、7月の初めにアルモリカン牛組合の活動報告会があって(地方だとか県に援助してもらっているので)その報告書に 種雄牛の写真を入れたいんだけど というリクエストが 担当の方からありました。
じゃあ、ボランくんがそこにいるから 写真を撮って来るわ とJおじさん。すぐに F君のうちに行って、どこにいるか聞いて 撮って来た写真の一枚がこれです。

ボランくんの担当は まだ乳牛になる前の若い牝牛です。この日は 群れの中に発情したのがいて ボラんくん、そわそわし通しだったそうですが Jがいても 別に気にならなかったようです。まだ2才7ヵ月だから おとなしいのかも知れませんが、できるだけ長い間 今のままでいてもらいたいものです。(でないと お肉に・・・)
私は まだ実物を見ていませんが そのうちボラんくんが 乳牛の群れ担当になって 朝晩、雄叫びをあげながら搾乳所に行く姿を見るのが楽しみです。
さて、昨日は こちらではめずらしく 今にも夕立が降ってきそうな 蒸し暑い一日となりました。もう二週間も同じ放牧地にいて あきあきしていた牛たちは 北の牧区に移動しました。

今日もまた暑い日になりましたが 夜には ところにより雨になるそうです。こんなに長い間雨が降らないと 土はカラカラになってしまい、雨大歓迎です。
このところずっとお天気に恵まれて Jおじさん大忙しのボラン農場です。先週 2日かけて刈った草は この水曜日に39個の乾草ロールになりました。昨日から その前に穫ったのを納屋に入れるために ロールの運搬をしています。
夕方 学校から帰った私は またすぐ買い物に出かけました。一週間も留守をすると 冷蔵庫は空っぽですから。
買ったものを両手に下げて 家(小屋)のドアを開けると ふわふわがどこからともなく走って来て,私より先に中に飛び込みました。いつもなら クッションの上によじ登るのに なぜか キッチン下の隅っこに入って行きました。
ふわふわは 一番奥の私の手の届かないところに行ってしまい、いくら呼んでも出て来ません。いったいそんなところで何をしているのか見ようと じゃまになっていたものを 全部取り出しました。すると ふわふわは コリコリ音をさせて 何かを食べています。
それで 何を食べているのか見るために 懐中電灯で照らしてみると,ギャー!! 四つ足の獣!!
ふわふわは ねずみ捕り名人で 毎日一匹は捕まえて、遊んで,最後は食べてしまいます。

でも,私が見たのは ねずみなんかよりずっと大きい動物です。とすると うさぎ? ともう一度よく見てみると、ギャー!! 首から上はもう食べてしまってなし!!
私は 気味が悪くて ただ食べるのを見ているだけ。 しばらくすると ふわふわは 獲物を放して ふらーっと外に出て行きました。
《こ・こ・これ,どうしよー?!》と 始末するにも 触るのも、見るのもいやで ぐずぐずしていると 今度はカネルが ささっーと入って来て,あっと言う間に 獲物をくわえて逃げて行きました。
くわえて行った物が他のものなら《ドロボー!》ですが,この場合は《ありがとー!》です。
死体はなくなったけれど 血の跡が付いていたりしたので(ギャー!!)、キッチンの下をきれいに掃除して,買って来た物も含めてそこに収納する物を 所定の位置に片付けました。
そのうちに Jが乾草ロールを持って戻って来たので その話をしていた時です。
カネルがまた家に入って来て,キッチン下にもぐり込んだ と思ったら,ミネラルウォーターのボトルの後ろから 小うさぎをくわえて出て来たのです! 二人とも あっけにとられているうちに カネルは またもや うさぎを担いで逃げて行きました。
??? 手品じゃないんだから そんなところから うさぎが出て来て欲しくありません。いったい どうなっているのか理解できなくて 昨日は 時々その方向に目が行っていました。
あれから 3匹目は出ていませんが 未だに謎のミステリーです。

私がいない間に 朝ミルクの習慣が付いたふわふわです。(いくらいないからって 私のお茶碗・・・)
昨日は夏至。と言うことは これでやっと夏になりました。夏至の日は お天気が悪いことが多いのですが 昨日は朝から晩まで 青空に白い雲が浮かぶ すばらしいお天気になりました。
夏のボラン農場は 今、花ざかり。今年もイングリッシュローズが咲きました。

こちらはエンドウ豆の花。これがもうすぐエンドウ豆になります。

こちらは熱帯植物?

なんだかわかりますか。Jおじさんも この写真を見て???
正解はこれ。

じゃがいもの花でした。
花が咲いたので 試しに新ジャガを獲ってみました。まだ小さくて ほんの少しだったけれど 甘くておいしかったです。
昨日はまた 音楽祭の日でした。朝起きるなり、北の方からテクノミュージックが聞こえて来ました。ボラン農場は高いところにあるので どこかで野外イベントがあると かなり遠くでも聞こえます。
ええっ、こんなの一日中聞かされるの とうんざりしたのですが、そのうちに音楽は お祭りらしいのに変わりました。方向からすると 村で音楽祭をやっているようです。こんな時 ふつうの人だったら 見に行くと思うのですが うちでは ふ〜ん、みんな楽しそうね で終わってしまいます。
そのイベントのマイクの声がずっと聞こえていたのですが、夕方(と言っても8時頃)になると のど自慢大会が始まったようです。カラオケでもあればいいのに 伴奏なしで、みんなへたくそで、笑ってしまいました。
まだ のど自慢大会が続いていた 9時頃の写真です。

こんなに明るいんです。
それにしても 子供たち、月曜日は学校があるのに そんなに遅くまで遊んでていいの?
牛たちは 一日中黙々と草を食べているか寝ているかで 平和な日々が続きます。

まわりにこんなのがいると 私までのーんびりしてしまいます。

今日は一日中雨のはずだったのが いつの間にか《曇りがち》に変わってしまいました。雨は 夜の間に何粒か降っただけで 菜園の水やりにもなりませんでした。日曜日に お隣のLさんだけではなく 隣の隣のOさんも草を刈ったので 私もJも 今日は絶対に雨が降る(Oさんが乾草を始めると必ず雨になるので)と思っていたのに。
雨が降らないのなら とJは ジョンさんちの約3ヘクタールの乾草作りを始めることにしました。それで 午前中に納屋から刈り取り機を出して、腹ごしらえをして 刃を付け替えたら出発 というスケジュールが提案されました。
前回、草を刈った時 刃が摩耗して切れなくなったので それを交換するだけ と思っていたら 刃を固定するボルトの穴(多分)を溶接したり,いつまでたっても出発しません。そのうちに 遠くから草を刈っている音が聞こえて来て,Jはあせり気味。
刈り取り機も もちろん年代物の骨董品なので ガタが来てもおかしくありません。だから 急に決めて,すぐに出動できると思ったのは 間違いでした。なんだかんだ大騒ぎの末、駆動ベルトを確認して,トラクターを満タンにして やっと出て行ったのが5時過ぎでした。(刈るのに4時間はかかる。)
どこのお家でも 乾草の時はこんなものなんでしょうか。毎年必ず機械のトラブルがあって すんなり行ったためしがありません。その代わりに 結局乾草が収穫できなかった ということもありませんが・・・
Jおじさんが行ってしまうと ボラン農場に静けさが戻り,お留守番の私は 牛たちやお馬さんに水をやったり なかなか暮れない夏(こちらはまだ春ですが)の日をのーんびり過ごしました。
お天気が良くなったので どこに行っても乾草作り真っ最中です。早いところは まだ曇りがちだった金曜日の夕方から刈り始めました。今は 日が長くて、10時近くになっても昼間のように明るいので 遅くまで作業できます。
まわりがみんな刈り始めたので Jも 残りを片付けてしまおうか と言っていたのですが 天気予報を見ると 木曜日に局地的な雨の可能性があるので 見送ることにしました。いつものことながら 出遅れのJおじさんです。
ご近所中が忙しそうにしていた昨日の夕方 急にうちの子牛たちが騒ぎ始めました。私は手がふさがっていて すぐに見に行かなかったら,そのうちに母牛たちの叫び声も聞こえました。
これはただ事ではないと 牛舎の横を通り,パドックを横切りながら ふと牛の声がする方を見ると・・・ 北の放牧地に黄色い牛の大群が! 声を上げていたのは よその牛が来たので興奮した うちの牛たちです。黄色いのは おなじみの 音を立てずに通り過ぎて行く お隣のリムザンです。
あわてて Jおじさんを呼んで いっしょに北の放牧地に駆けつけました。とにかく うちの牛たちと混ざってしまうと大変なので そっちに行かせないようにするのが優先でした。
隣の牛たちは 私たちに驚いて駆け回るばかりで いったいどこから入って来たのかわかりません。しょうがないので 道路を通って隣に戻そうと Jが道路に面した出口を開けたのですが 牛たちにはそれがわからず 出て行ってくれません。
そうして 大騒ぎをしているうちに お隣のLさんが 牛たちが逃げたのに気付いてくれて 牛たちを向うの放牧地から呼びました。そうすると 牛たちは耳をピクピク動かし,声がすぐ近くになると その方向に駆け出しました。
斜面を猛スピードで下り始めたので いったいどこに行くのか上から見ていたら,先頭の牛が突然茂みの中に穴をあけ,後の牛たちもろとも その穴の中にあっという間に消えて行きました。
驚いて見に行くと 柵はぶっ飛ばされてめちゃめちゃ。牛たちは もうちゃんとお家に戻っていました。
Lさんは恐縮していたし,べつに被害があったわけではないので 文句は言いませんが,あの牛たち 食べる草がなくなったら 自主的に牧草地を移動するみたいです。(あたりまえ?)

黄色牛侵入騒動以来 新しい牧草地に行きたくて ブーブー言っていたうちの牛たちは 今朝移動しました。前いたところはまだ草が残っているけれど 次の牧草地の草が高くなってしまったので 早めに回します。
新しい牧草地は 白や紫のクローバーがぎっしり生えていて 私の目で見てもおいしそう。牛たちも大満足で うそのように静かです。
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