ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

大晦日のボラン農場

年賀状は書いてしまったし(郵便局が閉まっていたので 出すのはあさって)、自家製のクリームでバターを作ったし、今晩食べるケーキも焼けたし、あとは除夜の鐘(なんてなかった?)を待つばかりです。

一日分のミルクしかなかったので、できたのはたった80グラム。でも いい色でしょう。

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こちらはクリームを採った残りのミルクで作った Flan という焼き菓子です。中は黄色くて プリンに似ています。この間作った Far Breton とは微妙な違いがあります。

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カリプソの下痢も良くなり、昨日の夜は ごくふつうのうんちに戻りました。(写真はありません。)こうして ボラン農場のメンバーの一頭も欠けることなく新年を迎えることができて 本当に幸せです。

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どうぞみなさん、良いお年を。
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がんばれ カリプソくん

クリスマスの日のことですが、いつも通りに 牛たちを外に放す時間になって カリプソがぐったりしているのに気が付きました。カランバーもカリプソも下痢気味で おしりが汚れていたので、それぞれにホメオパシーのレメディを飲ませたのですが カリプソの容態が悪くなってしまったようです。

もちろん カリプソとお母さんのユーチカは 牛舎に居残りました。ところが次の日になっても カリプソの具合は悪いままでした。それでも朝のうちは 立ち上がっておっぱいを飲んだのですが、そのうちに だんだんひとりでは立てなくなり、おっぱいも飲まなくなりました。

こういう事態は たんぽぽくん以来(5年前?)なので うちには水分補給剤さえありません。Jが獣医さんの診療所まで薬をもらいに走りました。

とりあえず 2日間ミルクを断って 水分補給剤の入った水(砂糖水?)を飲ませることに。ミルクを飲ませない と簡単に言いますが うちでは大問題です。カリプソのお母さん、ユーチカは 乳牛顔負けの大きなおっぱいなので 放っておくと乳房炎です。なので 夜になって他の牛たちが放牧地に帰った後、Jが 嫌がるユーチカをなだめながらミルクを搾りました。

そこまではまだ良かったのですが 自分の息子の姿が見えなくて ユーチカが騒ぎ始めました。昼間、ユーチカが 動けないカリプソをふんづけ(意味は二通り)たりしたので カリプソを少し離れたところに寝かせたからです。

そのままあきらめて寝るようなユーチカではありません。牛舎の中で叫ばれるとあまりにもうるさかったので とうとう夜中に外に放り出しました。

ユーチカは結局一睡もしないで 翌朝になっても叫び続けました。カリプソに水分補給剤の入った水を飲ませたところだったので 息子の顔を見せてやったら落ち着くだろう と思って ユーチカだけ牛舎に連れて来ました。

ところがユーチカを見るなり カリプソがお母さんに飛びついて おっぱいをものすごい勢いで飲み始めたのです。それをやめさせられる人は強いです。私たちは いけないとは知りながら見ているだけでした。

ということで 下痢治療は振出しに戻りました。今朝またJが獣医さんに行って ミルクを飲ませても良い薬をもらって来ました。

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獣医さんによると このところ子牛の下痢でとても強力なのが流行っていて、子牛の肥育を専門にしているところでは 非常事態だとか。でも、今日もらったお薬を飲ませれば大丈夫だそうです。

カリプソの下痢のおかげで ユーチカのミルクがたっぷりもらえて、昨日はさっそく《Far Breton》というお菓子を作りました。(写真を撮る前に食べてしまった。)クリームもとってあるので、ほんの少しだけどバターを作ろうと思います。こういう時が 牛を飼っていて良かった と思う時です。

ポラン農場のクリスマス

クリスマスの今日は とうとう雨になりました。このところ少し乾燥気味だったので 雨も悪くありません。これがまた何週間も続かなければ。

今朝はかなり降ったので 牛たちをいつもより少し早目に食堂に入れました。まだいつもの時間になっていなかったので みんななかなか来ようとしませんでしたが、一番最初に来たのがバルダで、次がイッジーばあちゃんでした。イッジーばあちゃんは相変わらずですが、食欲は旺盛で 毎晩Jが牛舎の掃除を始めてもまだねばって 他の牛たちが残したビートを全部平らげてから やっと放牧地に帰ります。

今日は雨なので お馬さんたちも牛舎横の厩でごはんです。でも 牛たちもお馬さんたちも クリスマスだからといって特別なごちそうはありません。だいたい 私たちもいつもと同じです。プレゼントもありません。というのも、いついつまでに という期限があると ストレスになるのがいやなのです。

昨日は Jがコープまでバケツを買いに行くと言うので 私も郵便局に行く用事があって いっしょに出掛けたのですが、町はものすごい人出でした。今年は物価上昇、節電、省エネの 質素なクリスマスかと思っていたら、大間違いでした。プレゼントもクリスマスケーキも飛ぶように売れていました。

クリスマスのごちそうは こちらでは24日の夜遅く食べるのですが、前菜に生ガキやエビや蟹の海の幸、メインにガチョウや去勢チキンなど大型(大人数になるので)鶏類のロースト が定番です。この時期になると この他にも鹿肉だのダチョウだの いろいろ変わった食べ物が出回りますが、うちのごちそうはあくまでも 去勢アルモリカン牛肉です。

でもせっかく年に一度のクリスマスなので りんりんだけはプレゼントをもらいました。(盗られないように隠してる。)

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今年もみんな元気で ごくふつうのポラン農場のクリスマスでした。

カリプソくんの放牧おデビュー

今日は冬至で こちらでは今日から冬が始まります。(昨日まではまだ秋だった?!)カレンダーによると 今日は 日の出が8時43分、日没が4時55分 だそうです。でも なぜか今日よりも昨日の方が一分短くなっています。

とにかく もうこれ以上日が短くならない と思うとうれしくなります。それに 今年はずっとお天気が良かったので、例年ならお日様のお目にかかれないいやーなシーズンを 気持ちよくクリアすることができました。

お天気も悪くないし、気温は平年並みに戻ったので 今朝はいよいよユーチカとその息子、カリプソ(Calypso と名付けました)を他の牛たちがいる牧草地に出しました。(イッジーばあちゃんも。)

カリプソはカランバーほどダイナミックではありませんが それでもみんなの間を走り回りました。すると お母さんのユーチカは 目を白黒させながら ものすごいスピードで後を追いかけていました。

歳が近いカランバー(左)とカリプソ(中)は すぐに仲良しになって、ずっといっしょです。(右はユーチカ)

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カリプソはまだ生まれて数日だからか ユーチカは一時も、一メートルたりとも自分の息子から離れません。それにひきかえ バランチーヌは もう今週はカランバーを放り出して さっさと食堂に食べに来ます。

まあ そんなバランチーヌも やさしいお母さんです。

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こちらは ユーチカとカリプソです。

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みんなお母さんが大好きです。

牛は天才?

今朝もまだ-2℃でしたが、すぐに+の気温になりました。午後からは雲が多くなりました。天気予報によると このあたりは今日から気温が上がるそうです。きびしい寒さももうおしまいです。

イッジーばあちゃんは 相変わらず牛舎でモクモクと乾草を食べています。血が少ーし薄くなったような気もしますが、まだ真っ赤なおしっこをしています。今日からは 一日3回ホメオパシーのお薬をやっています。

ホメオパシーは 子牛の下痢対策に使っていますが、甘い仁丹のような粒なので 口の中に放り込んでやると おいしそうになめます。イッジーばあちゃんは慣れていないので、ビートに3錠分の小さな穴を掘って、その中に埋めて飲ませています。

今週はいろんなことがあって ボラン農場案内図の更新が遅れていました。

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Stop 1

Stop 2

Stop 3

Stop 4

もう暗くなっていたのに それまで通っていた通路に行かず 迷わずまっすぐ新しい区画を進んで行ったのには 驚かされました。牛たちって 食べることにかけては天才です。

イッジーばあちゃんの病気

今日は 朝の気温が-2℃、午後は3~4℃でぼかぼかの晴天でした。寒さも峠を越したようです。このところ 寒さのおかげで トラクターのエンジンがかからなくなったり、水道管が凍ってしまったり(昨日の最低気温-7℃)、余計なことに時間を取られてしまいましたが 今日はやっと通常営業に戻りました。

まだ 通常でないのが イッジーばあちゃんです。牛たちの食堂が始まってすぐのことですが 歩くのが遅いイッジーばあちゃんの後を歩いていて イッジーばあちゃんのおしりに ほんの少し血がしたたっているのを見つけました。最後の人工授精から6ヵ月。あらあら、流産かな と思ったのですが、その兆候もなく それほど気にしていませんでした。

ところが 日曜日のことです。牛舎につながれていたイッジーばあちゃんが 血尿をしたのを Jが目撃したのです。血尿 と言っても、おしっこに色が付いている程度ではなくて、まるで出血したような色と粘り気があります。

さあ大変です。私は 牛の病気の本を見て、膀胱炎と判断し ホメオパシーのレメディーで あらゆる炎症に効くものがちょうど手元にあったので それで治療するつもりでした。でも もっと重い病気かも知れないし、この機会に本当に妊娠(牛の場合は何と言うべきでしょうか)しているか検査してもらいたい というJの意見で 翌日の月曜日に獣医さんを呼ぶことにしました。もちろん イッジーばあちゃんは 夜も牛舎に居残りです。

さて、獣医さんは 月曜日の午後に来てくれました。今まで見たことのない若ーい女の先生でした。R町の獣医さんグループは みんな年寄りばかりになったなー と思っていたら わりと最近若い先生が来たし、またまた 今度の先生が加わり 見事に若返りました。

イッジーばあちゃんは やっぱり膀胱炎でした。このままにしておくと 腎臓がやられるので 抗生物質の注射をしてもらいました。先生は 注射があまり上手じゃなくて あのがまん強いイッジーばあちゃんが 苦痛の叫び声を上げました。

そんな痛い思いをしたイッジーばあちゃんですが、症状がかなり進んでいるので これで治らなければ もう他に手がないそうです。

また 検査してもらった結果 赤ちゃんはいませんでした。残念だけど 病気の時には身重でない方が負担が少ないから良かった と思います。でも 治ったとしても これからまた種が付くことは期待できません。牛を飼う ということは その牛の最後まで責任を取ることだから 今回はそれについてしっかり考える機会になりそうです。

2回目の抗生物質の注射は Jがしました。こんなに大きな注射器です。

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上手にできて イッジーばあちゃんは叫ばなかったし、ほとんど動きませんでした。病気とは言っても 別に疲れている様子もなく 本当によく食べます。横にいるユーチカが燕麦をもらっていると 私にも早くくれ とぶーぶー言います。あの真っ赤なおしっこさえなければ 健康そのものなんですけど。注射が効いてくれますように。

お誕生速報

月曜日に前兆が見えたので 明日くらいかな と思っていたら やっぱりそうでした。昨日火曜日のお昼ごろ 超安産で生まれたユーチカの息子です。



Jは 頭でっかちの子牛 と言いますが 巻き毛でカシューに似たおもしろい顔をしています。生まれた子牛は ロリーブ-マルタノ-? という世界に一頭しかいない血統ですが、巻き毛なので種牛候補になるかどうかわかりません。でも 取りあえずゴムは使わないようにします。

名前は考えていたのがあるのですが また正式に決まったらお知らせします。

大根は凍ったか? - マイナス10℃?!

今朝 起きてすぐ外の温度計を見ると -10℃ だったと思うのですが まだ暗かったので見まちがいかも知れません。昨日の夕方からもう-5℃だったし、今朝10時頃も-5℃だったので 寒いのはまちがいありません。(最高気温は-1℃でした。)牛たちの飲み水もしっかり凍っていました。

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こんなに寒いと カランバーは夜間外出禁止です。もうおとといの夕方も気温がマイナスだったので カランバーはお母さんと牛舎に居残りでした。昨日の夜は またいっそう寒くなったので ユーチカも居残り組に入りました。今日でユーチカも妊娠9ヵ月と一週間になり、お腹も下がり いつ子牛が生まれてもおかしくありません。

さて、本題の大根です。

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まだまだ直径数センチで もっと大きくなるのを待っていたら 寒さが来てしまいました。今までは午後になったら氷が融けて まだ大丈夫かな と思っていたのですが 今日は午後になってもカチカチです。根菜は凍ってしまうとダメですよね。せっかくここまでできたのに。本当に凍ってしまったか確認したかったのですが 土が凍っていて抜くこともできません。

こちらは 寒さに強いものばかリです。

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手前は なぜかいつまでたっても大きくならない白菜です。寒さに負けずがんばっています。キャベツの後ろのブロッコリーは 寒くなる直前に食べたばかり。そのまた後ろはネギです。写真では見えませんが ほうれん草もあります。

この数年 雪のない暖かい冬だったので 今年もそのつもりで冬野菜をたっぶり植えました。ところが 今年はまともな冬のようで あてが外れてしまいました。大根の他にも 収穫し遅れた赤いビートとか ニンジンとかもダメになったようです。

でも、それでもやっぱり 寒いけれど冬らしくカラッとしたお天気は 気持ちいいものです。

樹氷と凍結

今朝の気温はマイナス1℃。まるで雪が降ったように一面真っ白でした。牛たちの飲み水も水道も凍っていなかったので それほど寒いとは思いませんでした。

今日は年に一度の健康診断の日だったので 9時半に家を出ました。ふつうなら30分で行ける距離ですが、知らないところだし、場所によっては道路が凍結していて ゆっくり走らないといけないかも知れないので 早めに出発しました。

うちの郵便受けがある道まで出て行ったところで 道が完全に凍っているのがわかりました。まあ このままのろのろ村道まで出よう とボラン農場北側の三叉路まで行きました。案の定 道は真っ白でした。車が通った跡はあるのですが 凍ったままです。

ここで家に引き返して Jに送ってもらおうか とも思ったのですが、他人の運転だとよけいこわいので お天気も良いし、勇気を奮って行くことにしました。

そうして 恐る恐る進んで行ったのですが、どこまで進んでも、もう少し大きな道に出ても 道は真っ白でした。隣村との境になっている川の近くまで行くと 道の両側が樹氷になっていました。木のてっぺんまで真っ白できれいなのですが、今日はきれいだと思っている余裕もありませんでした。

ここまで出れば大丈夫だろう と思っていた県道も真っ白でした。他に車もいなかったので 40キロ程度で走っていると 後から来た獣医さんの車に追い越されてしまいました。今度会ったら のろのろ運転をからかわれそうです。

幸い、あと10キロ位のところから道路状態が良くなって 無事に目的地に着くことができました。ちょっと遅刻でしたが。

帰りは 用もないのにスーパーに行ったりして なるべく遅く、氷が融けたころを見計らって出発しました。

それでも用心してゆっくり目に走っていると 道ばたに人がいて 何か私にサインを送っているのです。何だろう と思って車を停めて聞くと 《スピード落とせ》のサインだったそうです。そのすぐ先でスリップして 道から飛び出してしまった車を見せてくれました。

やっぱり 危なかったんです。恐れずにスピードを出していたらどうなっていたか と思うと背筋が寒くなります。

天気予報を聞いても 道路が凍結してるなんて教えてくれないし、だれもここまで砂を撒きに来てくれません。雪が降っても同じです。こんなところだから やっぱり 午前中の約束はやめにしようと思います。

この間 みよが牛舎からどうしても出たがらなかった時のこと 絵にしてみました。

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お天気がいいと元気になれる

カランバーがみんなといっしょに放牧地に戻った昨日の夜は お星様キラキラの晴天でした。空が晴れると気温が下がります。まだ生まれて間もないカランバーが寒さに耐えられるか 私は心配でした。

今朝起きた時 外の温度計を見ると 気温はゼロまで下がっていました。水は凍っていませんでしたが、霜が降りていました。カランバーはどうしてるか すぐに見に行きました。

いた場所が 柵の向こう側だったのはおかしかったのですが、カランバーは元気に遊んでいました。私がおしりを押して みんなのいる方に入れてやると(柵が高過ぎて 下をくぐってしまう)、うれしいのか いきなり走り出しました。

遠くに行ってしまったカランバーを追いかけて 今度はバランチーヌが走り出します。お母さんが見えたので 駆け寄って来てやっと止まったところで写真です。かくれんぼして遊んでいます。

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今日は久しぶりに良いお天気だったので、朝からチェーンソーの音が聞こえたり、近所中いつになく活気づきました。

牛たちだって お天気が良いと元気いっぱいです。食堂に向けて出発の様子です。カランバーはお母さんと先頭です。

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イッジーばあちゃんだけは 遅れ気味。

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これからまた少し寒くなりそうですが、雨よりもずっとマシです。

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冬の食堂やっと開店

昨日はとうとう一日中強風と雨でした。こんなお天気では牛たちも 外にいたってつまらないはずです。お昼前に呼びに行くと イッジーばあちゃんを先頭にぞろぞろついて来ました。

去年からメンバーの交代があり、去年の子牛たちも大きくなったので 席替えがありました。

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カランバーくんが生まれた次の日 バランチーヌといっしょに牛舎に入れるのに 全員で予行演習をしました。でも、まだ自分の席を覚えていないのがほとんどです。特にアーニカとベルナデットは母牛席に替わったのに 去年いた反対側の子牛年長組席の方に行ってしまいます。

もうすぐお母さんになるみよがまだ子牛席にいるのは 母牛席が足らないからです。計画では(かわいそうな)バルダは 今ごろは業者さんの冷蔵庫にぶら下がっているはずだったのですが その段取りが遅れています。

こうして 乾草をお腹いっぱい食べて、素直に食堂まで来たごほうびに燕麦までもらって みんなゴキゲンです。

夕方になって また南の放牧地に下りて行く時 本当はバランチーヌとカランバーもいっしょに行くはずだったのですが 風が強く、その上もう真っ暗だったので、外に出すのはひかえました。

このごろは日がどんどん短くなって 油断しているとあっと言う間に日が暮れてしまいます。冬至までまだまだ日が短くなりますが、今日で 日の出が8時34分、日没が4時52分 とカレンダーに書いてあります。

さて、外で寝ても大丈夫な牛たちですが まだ食べ足りなくて チェーンを外しても、テコでも外に行きたがらないの(みよとベラ)がいて 放り出すのに苦労しました。

それでも やっと全員にお帰りいただいて Jおじさんが掃除をしていた時です。外でJおじさんの声が聞こえたので 何かと思ったら、かながひとりで戻って来て、牛舎の裏ではなくて前でうろうろしていました。もう なんでこんなに食い意地が張った子ばかりなんでしょうか。

今日は 時々突風が吹き、激しいにわか雨がありました。嵐御一行様が通過した後 風向きが変わり 一段と寒くなって来ました。今晩は少し早めに牛たちを外に出し もうかなり暗くなっていたけど カランバーも放牧地に行きました。今晩はまだ冷え込むことはなさそうですが、これからだんだん寒くなりそうです。カランバーにはきびしいけれど 今から慣れてもらわないと。

ものぐさママとわんぱく坊主

このところ アイルランドからの低気圧が絶え間なくボラン農場上空を通って行きます。この間も強風警報が出て そのわりには大したこともなく ほっとしていたら また今夜も大荒れらしいです。低気圧はいのししと同じで ひとつ(一匹)通って行ったからと安心していると まだ後から家族が来ていて ひどい目に会います。

こうして 何度も強風が吹いたので 木の葉は例年になくもうきれいに落ちてしまいました。



昨日は久しぶりに晴れ間が少し出たので カランバーくんはお母さんとパドックで運動をしました。もう生まれて一週間経ったので 他の牛たちのところに戻っても良いのですが、いきなり外に放り出すのはかわいそうだと思ったからです。

カランバーくんはものぐさな方かと思っていたら なんのなんの。外に出たとたん しっぽを立てて ものすごいスピードで駆け出しました。柵があってもおかまいなしに突進するので お母さんも追い付けなくてオロオロしていました。

カランバーくんはこのごろ お母さんが食べている乾草の味見をしたり、バケツの水を飲んでみたり 好奇心満々です。もうすでに 乾草ロールを置いてある納屋の探検に行って お母さんに怒られました。私が汚れた敷き藁を集めているとフォークを攻撃に来たり 想像力豊かなわんぱく坊主です。

では ものぐさはだれか と言ったら お母さんのバランチーヌです。今まで気付いたことがなかったのですが、ボランくんがなぜあんなにものぐさなのか 今回やっとわかりました。

はじめ 寝たまま水を飲みたがったので、疲れているのだろう と思ってバケツを近くに置いてやりました。そしたら 今度はうんちも寝たままで・・・ ええっ、もしかして熱があるのかも と思ったのですが、それにしては見事な食いっぷりです。水は少し遠くに置くとちゃんと立って飲むので 単なるものぐさのようです。

今日から牛たちの冬の食堂が開店で バランチーヌとカランバーも みんなが食べ終わったらいっしょに放牧地に戻るはずでした。ところが、それは明日に延期になりました。

南の牧草地にいる他の牛たち 呼んだけど知らん顔して来てくれませんでした。お腹が空いていないからです。お昼はとっくに過ぎていて お腹の空いていた私たち。勝手にせぇー とみんな牧草地に放って来ました。我が家の家訓 : 牛より速く歩いてもしょうがない。

えぇっ、ボランくん??

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と この子を初めて見た時びっくりしました。やっぱり男の子です。

こちらは 去年の11月に生まれてすぐのボランくんです。写真ではわからないかも知れませんが よく似ています。

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ボランくんは 全体的に華奢で顔が細かったので てっきり女の子と思い込んでしまいました。(でも 後でよく見たら 後ろの方に丸いものがふたつ・・・)

お母さんが同じだから 似てもおかしくはないのですが、お父さんは違います。お父さんが“アジル”で おでこに白い斑点が入るのは初めてです。今まで“アジル”の子は真っ赤でしたから。ちなみにボランくんの斑点は 左横にそれています。(この子のは ベラといっしょの横線。)でも 性格までボランくんにそっくりで どうもものぐさそうです。

で 名前は・・・
Carambar カランバー です。これ 包み紙に笑い話が書いてある 細長いキャラメルの名前なんですけど どうも日本では知られていないようです。今度 写真を撮ってご紹介します。

では 今日も取り急ぎご報告まで。

生まれました! - 第一報

まだかまだかと待っていたバランチーヌの子です。



バランチーヌが大きいので子牛が小ちゃく見えますが、見た感じ30キロ位のごく普通の大きさです

生まれたのは11月29日木曜日のお昼ごろ。ボラン農場は Jおじさんひとりでした。母子を牛舎に入れる前に どうしても出かけないといけない用事があって 帰って来たらもう日が暮れていました。しょうがないので その日はそのままみんなと外で寝てもらうことに。

昨日のお昼ごろ私が家に戻ったので さっそく全員を牛舎に入れました。

牛たちがいたのは南の一番下の区画で 坂はあるし、お馬さんたちが道中顔を出して見物しているし、子牛がちゃんとついて来られるか心配だったのですが、生まれて丸一日もすればしっかりしたものです。お母さんから離れないように駆け足でついて来ました。

早くこの子の登録をしないといけないのですが 名前もまだ決まっていません。なにしろ 私は家に帰ったけれど いつものように冷蔵庫はカラッポ、洗濯物の山。その上 来週の仕事の準備があって 落ち着いて子牛の名前を考えている雰囲気ではありません。また、名前が決まったらご報告します。

ところで この子、女の子でしょうか。男の子でしょうか。写真で見た感じ どちらに見えます??

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