ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

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放牧は楽だぁ

お肉の販売が始まった先週の週末は、お客様が次々と買いに来られて、にぎやかなイースターの連休になりました。わんちゃん連れのお客様も多く、オスカルが興奮しまくった様子は、こちらをご覧ください。

今回は、お天気が良くて暑い位だったので、窓が少しずつ入った工事中の家に、お客様をお通ししました。(窓の付いた家は、また改めてご紹介します。)

窓の取り付け工事とお肉の販売だけでも忙しかったうえ、牛たちがまだ牛舎に乾草を食べに来ていたので、連日牛舎の掃除が終わるのが夜10時過ぎ というハードスケジュールでした。

そして、とうとう牛たちに食べさせる乾草がなくなったので、Jおじさんは、ジョンさんちまでロールを取りに行かないと と言っていたのですが、私の勧めで、月曜日の夕方、牛たちを南側の放牧地に移動させることにしました。これで、この冬のボラン食堂の閉店です。

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この間Jおじさんが南側の入り口の向きを変えたので、迷子になる子牛もなく、速やかに移動ができました。

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南側に行っても、草がそれほどあるわけではないけれど、ずっと青草に飢えていた牛たちにしたら、大のごちそうです。

一番ちっちゃいジゼルとグリ子も・・・。

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もう何週間も(聞くところによると、3月の初めからだとか)雨らしい雨が降らず、この先いつまで草が持つかちょっと不安ですが、木陰での~んびり休んでいる牛たちを見ると、ああよかったぁ と思います。それに、私たちにしたら手間がかからず、本当にらくちんです。

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『助けてくれぇ~!』って顔のマルキーズ。いえ、べつに虐待してるわけではありません。昨日は、お母さん牛たち7頭の爪のお手入れの日でした。

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みんなピカピカの爪で、牧場を思いっきり飛び跳ねられるようになりました。(マルキーズも。)
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名無し子牛の名は

4月16日に生まれた子牛ちゃん。顔がボラン君にそっくりで、額の白い《ノ》の字の感じも良く似てる と思ったら、向きが反対でした。

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さて、この子に名前を付けないといけないのですが、今年生れの牛は、《G》で始まる名前 と決められています。2月に生まれたジゼルは、まあどうにかなったけれど、《G》で始まる女の子らしい名前なんて、ひとつも浮かばないので、今年は、Jおじさんに一任することしていました。

Jおじさん、いつものように、重ーい辞書を引っ張り出して、《G》の項目を全部読み上げたけれど、気に入る名前は出て来ませんでした。男の子の名前になりそうなのは、いっぱいあるのに・・・。

こういうのは、パッと思いつきで決めてしまわないと、ああでもない、こうでもない といつまでたっても決まらないものです。早く命名しないと、登録もできないし、だいたい話しかけるにも不便 とJおじさんをアテにしないで、私が命名することにしました。

女の子らしい名前やったら、《××子》かな。《G》で始まる名前やから・・・、そう、これっ!

グリ子!

ということで、名前が決まりました。こちらの綴りは、Glico です。こんなの無断で使ったらあかんのかな とは思いますが、今までにも、Toyota とか付けて何にも言われなかったから、大丈夫でしょう。

お姉さんたちについて、牛舎に行くグリ子ちゃん。

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生まれて間もないのに、独立心旺盛で、お母さんを置いて、行きたいところに行ってしまうグリ子ちゃん。お母さんが泣き叫んでも、知らん顔をしている、将来の大物です。

お待たせしました

と言うか、まだか、まだか と待っていたのは私たちです。

夜中に生まれた、ユーチカの娘。

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そう、また女の子です。これで、牝牛全7頭にそれぞれ娘一頭 という快挙を遂げました。去年の7月に生まれたフェスト・ナットを筆頭に、全ての子牛がマルキーズの子孫です。

フェスト・ナット(7月14日生)毋:だなえ、父:タンブー
フリゼット(10月9日生)毋:ベルナデット、父:ボラン
ふぶき(11月27日生)毋:マルキーズ、父:エドゥ
ファンタ(12月3日生)毋:バランチーヌ、父:すもう
ふみ(12月19日生)毋:みよ、父:すもう
ジゼル(2月1日生)毋:アーニカ、父:バンブー
まだ名無しの子(4月16日生)毋:ユーチカ、父:ボラン

ごらんの通り、父親も5頭が、ボラン、すもう(本名、カリプソ)、エドゥ とマルキーズの子孫です。こんなことして良いの? と思うほど近い関係ですが、今までとは比べものにならないほど良い子牛ばかりで(大きくなるとどうなるかわからないけれど)、私たちは大満足しています。

なので、今年の種付け表(実績および計画)を見ると、《すもう》ばかりで、すもうのお母さんであるユーチカだけ《ボラン》です。ボランも、すもうも、エドゥも使えないアーニカは、バンブーかタンブーを付けてお嫁に出す予定です。

さて、去年、息子のエパンが3ヵ月になる直前に突然死をしてから、子供がいなくて淋しかったユーチカに、早く子牛が生まれますように という願いがやっと叶いました。子供はもう6頭目(もうすぐ8才)だから、何も心配することはなかったけれど、夜、牛舎を出た時、なんとなく産みそうだったので、Jおじさんが夜中に放牧地まで見に行きました。

別に変わりなかったので、小屋に戻ろうとした時、第一破水があったそうです。その後、前足が一本出て来たのを確認して(すなわち、正常な頭位)、小屋に戻って来ました。外は寒かったので、ストーブの前で暖を取って、また行った と思ったら、すぐに戻って来ました。うれしそうな顔をしていたので、はは~ん と思ったら、やっぱり生まれていたのは女の子でした。

歩く時の前脚の角度がなんか直角過ぎて、ちょっとヘンな感じがする以外は、元気な子で、おかあさんにしっかりついて、牛舎まで歩いて来ました。おっぱいも、おかあさんの乳首が大き過ぎて飲みにくそうだけれど、大きな口を開けて、お母さんに多少蹴られてもひるまず、放しません。体重は33キロで、ごく普通だけど、脚がスラッとしていて、Jおじさん好みです。

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牛たちは、まだ牛舎にごはんを食べに来るけれど、ボラン農場はもうすっかり春になりました。今年はいやにお天気が良く、夏並みに暑い日もあって、ありとあらゆる花が一斉に咲いてしまいました。私たちは、それよりも、雨が降って欲しいのですが・・・。

だいご出発、もう完売

昨日は、36ヵ月を過ぎただいごくんが、お肉になるために出発しました。

だいご(私たちはつい《Dingo ダンゴ》と呼んでしまう)と言えば、1ヵ月半の時のこの写真です。(お姉さん子牛はかなちゃん。)

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耳がちょっと下に付いていて、愛嬌のある顔をしていただいごは、とても性格の良い子でした。子牛たちが集団で角膜炎にかかった時は、だいごが一番重症で、片目失明か と心配したけれど、すなおにおとなしく治療を受けてくれたので、すっかり治りました。

12ヵ月の時、お母さんのベルナデットと。

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この後すぐに、他の去勢たちと羊飼いのジョンさんち行きました。

去勢たちは、教育中の一年生を除いて、みんな羊飼いのジョンさんちで暮らします。この冬は、そちらの方がボラン農場よりも草が多かったので、前回だごべえの出発前のように、ボラン農場に戻すことはしませんでした。

さて、トラックが来る時間が午後の3時前で、念のため、お昼ごはんの前に、ジョンさんちに行って、だいごを出荷柵に入れておくことにしました。

Jおじさんが、だいごはそんなに大きくない と言うので、心配していたら、なんのなんの。いつも、ユーチカやアーニカのおすもうさんみたいな大きなおしりを見慣れているけれど、去勢はやっぱりもう一回り大きいです。背が高い(脚が長い)ので、やせて見えるのかも。でも、あともう数ヵ月待てば、ずいぶん立派になっただろうに。それがちょっと残念です。(次回のデラックスに期待。)

お肉の販売は、去年の12月以来のことです。冬は、いくらジョンさんちが広いとは言っても、去勢たちは乾草を置いておいても、草を好んで食べるとは言っても、おいしいお肉は期待できないので、春までじっとがまんです。それまでずっと待っていてくださるお客様もいらっしゃるので、今回は、お肉のご案内を少し早めに出しました。

すると、あっと言う間に注文が集まり、昨日の夜にはもう完売してしまいました。ご注文いただいたみなさま、ありがとうございました。ご案内をお送りする前にご予約いただいたみなさま、とりあえず一箱ずつキープしてあります。まだの方は・・・、さて、どうしましょう? ボラン農場のサイトにも広告を載せたので、4月分は完売しました って言わないといけなのですが、今回ご希望に添えないお客様が大勢いらっしゃれば、次を早くするか、現在検討中です。

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