ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

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模範ばあさん

この冬最高にかわいいマルキーズ。今日は、またこんなカゴに入りました。

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去年遠くから来ていただいた牛の蹄の治療師さん(ペディキュア屋さん)によると、爪切りは、いつも外を歩き回っている牛なら、2年に一回で良いらしいのですが、まだ一年も経っていないのに、脚を引きずるように歩くのが・・・。

一番ひどかったのがベルナデットで、軽くびっこをひきながら歩くのがかわいそうで、ペディキュア屋さんに来てもらうことにしたわけです。小さい時からそうだったけれど、これも爪が偏った伸び方をするからだそうです。

でも、ごく普通に歩くので心配していなかったみよの爪が、一度では矯正できないほどヘンな伸び方をしているのがわかりました。それでも知らん顔 というところがみよちゃんらしいです。

爪の善し悪しは遺伝だから、普通、こんな牛は淘汰されるんだそうですが、そんなことをしていたら、ボラン農場にはユーチカしか残らなくなってしまいます。

マルキーズは、歳のせいでゆっくりなのかも知れないけれど、歩きにくいと体に良くないと思い、前後全部の爪をきれいに切ってもらいました。今日は、(他の子たちとは違って)お行儀も良かったし、本当にかわいいおばあちゃんになったものです。

そうそう、マルキーズは、土曜日に誰が見てもわかるほどはっきり発情して、授精師さんに来てもらいました。マルキーズは、これまでに13産して、春には16才になります。本当に付くかどうかわらないけれど、すもうでトライです。

DM子牛出現以来、《ベルナデット×すもう》は自粛したけれど、マルキーズには、やっぱりすもうです。げんきもすごく良いし、他のすもうの娘たちを見ると、他のお父さんは考えられません。きっとまたMHの子牛が生まれる可能性大だけと、今度はきっとオスだから平気平気 ということにしました。
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この冬のJおじさんの作品

あの大寒波ももうとっくに終り、再び小鳥のさえずる声が聞こえるボラン農場です。ここは、最悪の時も、気温が-6℃までしか下がらず、水道がその時凍っただけですみました。子牛のげんき(2ヵ月半)が下痢をしたので、気温が氷点下の間はお母さんと牛舎にお泊まりだったけれど、もう何日も前からみんなと外で寝ています。

さて、しばらく話題にしなかった家の工事ですが、(お金がなくて)進んでいないわけではありません。だからと言って、住めるようになるのはまだまだ先のことです。

前回11月以来、進化したのは、家の裏口のテラスになる所を埋め立て、納屋に板を張った時開けておいた穴(すなわち窓穴)に透明なプラスチック製の板を入れたことです。そして、

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ちょっと小さくて見えにくいですが、牛舎の中庭側に引き戸が付きました。(写真、一番奥。)これで、風が入らなくなったので、みんなで牛舎の中にいると、けっこうポカポカします。見た目もちょっと日本家屋風で、私のお気に入りです。

そして、先週めでたく完成したのがこれ。

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Jおじさんこだわりの天井の骨組みです。これに板を張ると、かまぼこ型の天井になります。

Jおじさんがひとりで考案した骨組みは、この二つの部分から成っています。

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これを組み合わせるとカーブができて、それをもともとあった屋根の骨組みや梁に取り付けます。

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これひとつでカーブの片方だから、全部で50組近くを材木から切って取り付ける というずいぶん時間のかかる仕事でした。

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それでも、Jおじさんは、牛たちやお馬さんたちの餌やりや牛舎の掃除の合間に、こつこつ夜遅くまで作業を続けました。教会のような天井を実現するために。

でもその間、できる限り牛たちやお馬さんたちの世話をしていた私の忙しさ と言ったら、もう大変なものでした。とにかく落ち着いて座っていられる時間がなくて、翻訳の仕事はいったいいつできるのーっ!! みたいにキリキリしていました。(通訳の仕事で出張の場合は、全て放り出して行くので、私としてはまだ楽だった。)

次は、カーブの骨組みの間に断熱材を入れ、天井板を張ります。でもその前に、キコリ作業が待っています。去年の冬もあまり時間が取れなかったし、とうとう暖房用の薪が底をついたので、どうにかしてもらわないといけません。それに、ボラン農場外側の私道(お城の領地)にうちの木の枝が突っ張り出して、(道と同じ幅の大型)トラクターが通れない とクレームが出たので、それも急ぎです。

キコリ作業よりも、天井を続けたくてうずうずしているJおじさんですが、そちらが早くすむように私も手伝うことになると思います。そういう私たちのリズムとか、こだわりとか、きっとふつうの人から見ると異常なんでしょうね。

暴れたのはこの子です

体感温度を-10℃まで下げた北風も収まり、昨日の雪は雨に流され、ちょっと晴れ間も出た今日のボラン農場です。寒波はまだ続くそうですが、この辺りは寒さも緩んで、よそは雪なんてうそのようです。

牛たちが今までいた放牧地は、う○○がいっぱいで汚くなったので、金曜日から、もう一つ北の牧区にも行けるようにしました。そちらで草を食べて、あんまりお腹が空いていなくても、ちゃんと食堂まで来てくれる律儀な牛たちです。

牛たちの食堂が開店してもう一ヵ月以上経ち、みんな自分の席を覚え(はしゃいでよそに行ってしまうのもいるけど)、スムーズにつながってくれるようになりました。あの大暴れした子さえも。

ふつうなら、一週間もすればおとなしくつながれるようになるのに、この子は、三週間もかかりました。もうすぐ10ヵ月のぐり子(ユーチカ×ボラン)です。

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取り押さえてしまえばおとなしいのに、それまでが大変なので、お馬さんたちのお下がりのこんなのを付けました。(日本語で何と呼ぶかわからない。)

ぐり子だけは、それまでつないだことがなかったので、当初から、どんな騒ぎになるかちょっと心配でした。つないでしまえばあきらめてごはん(乾草)を食べるので、特に危険なことはありませんでしたが、つながれるまでもう前代未聞の大暴れ。

ふつう、しっぽの付け根あたりを後ろから押さえてるとバックしないものですが、グリ子だけは制止できず、私は何回ぶっ飛ばされたことか。

いやに重そうなぐり子(この子もMH?)。まだ10ヵ月なのに、二ヵ月年上のジゼルなどもうとっくの昔に追い越して、一年生でも一番大きいふみ(13ヵ月半)と同じ大きさです。

それなのにまだおっぱいを飲んでいます。

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母親のユーチカは大きい方です。ぐり子はもうこんなに大きいんです。

ぐり子は今でもビクビクしているけれど、ロープで引っ張らなくても自分の席に行くようになったので、あのお馬さんのは、先週外しました。

せっかくのお父さん似の美女なのに、かわいくないとお肉になっちゃうよぉ。

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