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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

夏の終り

乾草第1ラウンドと第2ラウンドは、雨が降る前に無事終了し、その後、ギリギリセーフで第3ラウンドも完了し、先週の《猛暑》(ここはちっとも暑くなかったけど)の間にすっかり乾いたロールを全部納屋に入れました。乾草作りのお道具もみんな片付けると、ボラン農場はもう秋です。

今年は、例年に比べて一ヵ月遅れの乾草だったので、いつもなら小さくて気にならないあざみ(毒じゃないし、けっこう栄養があるけど、ちくちくして食べにくい)が、巨大に成長してしまい、乾草にできなかった所もあるけれど、それでもロールが120個以上穫れて、この冬は楽々越せそうです。

今年は雨が多かったせいで、草はたっぷりあり、牛たちは、幸せな日々を送っています。本当に、あらゆる所の草が伸びたので、牛たちそしてお馬さんたちも、あちこちくまなく草退治をしてくれました。

C 120826

今、牛たちがいる《大畑》上側は、お天気が良ければ乾草にしようと思っていた所です。結局、乾草は足りてるし、8月も下旬で、湿気が多くなって来たので、草は牛たちに食べてもらうことにしました。

せっかく伸びた草が踏んづけられて、もったいないけれど、その下にはクローバーや低い草がぎっしり生えていて、かなり食べごたえがありそうです。

これから南側の牧草地を順番に回っている間に、北側の牧草地の草もまだ伸びそうで、牛たち(とお馬さんたち)の幸せな日々は、まだ当分続きます。
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