ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

すべり込みセーフ

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ジョンさんち牧場に行ったままになっていた13頭。
寒くなって来たし、草ももうなくなって来たし、そろそろ・・・、とJおじさん。
『そろそろ』じゃなくて『すぐに』でしょう。ふぶきかあっちで産んじゃったらとどうするの!、と私。
ということで、牝牛+子牛たちの大移動を決行しました。

1日目は、まず、とにかく、ふぶきから。出産予定日が一週間後に迫り、大きなお腹でしんどいのか、おどろくほどおとなしくトレーラーに乗ってくれました。
続いて、1月出産予定のママたち(げんきとダネット)とその子供たち。そんなに急がなくて大丈夫な子たちを2日目に残して、大トリは、もちろんマルキーズです。

ジョンさんち牧場では、牛たちがどこにでも行けるようにしてあって、みんなを出荷柵前まで連れて来るのに時間がかかるため2日かけての移動でした。でも、一頭ずつまたは母子をペアで捕まえて、トレーラーに乗せるまでは、あっという間です。その出荷柵も、前にここを借りていた人が設置したもので、もう朽ちかけのポロポロ。うちの子たちはよくこれで捕まってくれるわ、といつも感心します。

最後のマルキーズが猛スピードでトレーラーに乗り込んだら、後片付けをして、ボラン農場に着いた時は、もう日も暮れて真っ暗でした。

その日は朝からふぶきがみんなから離れたところにいて、続々とトレーラーに乗って来るお友達のお迎えにも来なかったので、念のため、Jおじさんにふぷきの様子を見に行ってもらいました。

しばらくして戻って来たJおじさん。
『生まれたわ。』と一言。
私は、とっさに何のことかわからず『??』

そう、私たちが忙しくしていた間に、ふぶきが子牛を産んでました。

ほんとに、まだ一週間あるから、なんて言わずに、すぐに連れて来て正解でした。

生まれたばかりの子牛は、まだしっかり歩けないのでJおじさんが抱いて、ふぶきがその後を追って、無事牛舎までたどり着きました。

その子牛、男の子で《マルセル》と名付けました。ベテラン母さんもあきれるほど元気です。
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ひとりぼっちじゃないよ

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きのう、ごはんをたべてるあいだに、おともだちのるーちゃんがいなくなりました。
それからずっと、るーちゃんのことばかりかんがえていました。
でも、きょう、おんまさんのおかずくんとおともだちになりました。

ももたろう

(いそがしいmasayoおばさんのかわりに、きょうは、ぼくがかきました。)

イジドール=377キロ、マリオ=77センチ

イジドールが出発したのは、今週の月曜日。
その日の夜中、火曜日になってから生まれたのが、マリオ。
ジュリーの子です。

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ちょうどその日は《低温注意報》などというものが出ていて、ああ、夜中に外で生まれる子牛に注意、ってことか、と解釈して、ジュリーは牛舎にお泊まりでした。

子牛の名前はいつもすごく悩むけど、だいたい年末に近づくとテキトーになってしまいます。
で、(スーパー)マリオ。めずらしく白が多くて、おでこにハートのかわいい男の子。胸囲77センチで、ごく普通の大きさです。

マリオのママ、ジュリーは、あまりにも太っていて、お腹が大きくなっているのかどうかわからず、おっぱいも発達せず、一ヵ月前までは『この子、ほんとに産むの?』と疑ったけれど、この数週間で納得の姿になりました。(そして、出産後はまるで乳牛。)

さて、枝肉になったイジドール。小さい時から発育が良くてコロコロしてたのに、40ヵ月で377,5キロと、小さめです。(運搬トレーラーにもすんなり入ったもんね。)今回も、脂身の付き具合3(中間)で、歩留り57%の予想ですが、きっと開けてみたら『脂身だらけでお肉が足りない』と業者さんから電話がかかって来るでしょう。

一頭いなくなって、一頭生まれて、時の流れを感じます。

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