Jのどこが普通ではないか と言うと 外に出るとすぐに雨が降って来ることです。(目の前でお店が閉まる というのもよくある。)
今日は 昨日に続いて 朝から雨でした。午後になって晴れて来たので、私は牛たちの様子を見に行きました。ついでに毒草の黄色い花を20本ほど退治して戻って来たら Jは 雨で中断していた乾草ロールの運搬にトラクターで出かけるところでした。
乾草ロールは3週間 外に置いたままにしておく と言いました。なのに 急いでポラン農場まで運んで来るのは 県から借りている牧草地にある30個です。2年前、ごくあたりまえにそこにロールを並べておいたら 隣の牧場の牛たちが食べに来た ということがあったのです。
隣の牧場には いったい何頭いるのか牧場主も知らないんじゃないか と思うほど牛がたくさんいます。その牧場はとてつもなく大きいのですが、牧場主は毎日何してるの と不思議なほど何でも放ったらかしで 電気牧柵も欠陥だらけです。
先日Jが 借りている区画で刈った草を乾かしていたら いつも向かいにいた牛たちが 道路を隔てたこちら側に移動したそうです。向かい側はもう草を食べ尽くしたので、移動させた とJは思い込んでいました。ところが 次の日行って見ると 牛たちはまた向かい側に戻っていたそうです。要するに 牛たちは牧柵をまたいで 道路を横切って、好き勝手なところに行くのです。
こういう具合に 牧柵を巡らしてあるにかかわらず うちで借りている区画にも定期的に入って来ます。2年前 牛たちがロールになった乾草を引っぱり出してめちゃめちゃにした時、Jは怒り狂って牧場主に抗議に行きました。向うは素直に『ダメにした分だけ うちのロール持って行って。』と言ってくれたのですが、そこの乾草ロール 毒草や巨大あざみがどっさり入ったものです。そんなものもらっても敷き藁の代わりにもなりません。
こういう経験があるので、去年からは 乾草ロールはすぐにボラン農場に運ぶことにしています。
さて、話は元に戻ります。私が放牧地から戻って Jが出発すると・・・やっぱり雨が降って来ました。こういうのって一生治らないのでしょうか。

今日の気温は 晴れ間が出ていた時で21℃でした。その後雨になり 今は17℃です。朝の最低気温はたいてい10数℃です。暑過ぎなくて良いけれど これじゃ冬とそれほど変わりません。