ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

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アトムのしっぽ

金曜日に アトムが16個の箱に入ってうちに戻って来て、またいっそう忙しくなりました。うちには業務用の冷蔵庫がないので(置く家もない)、お肉が詰まった箱は 今回も隣のM-Jさんちにごやっかいになっています。こういう時 お隣さんが良い人たちで本当にラッキーだった とつくづく思います。

さて 今回の結果は 枝肉315,6キロ、精肉(こちらの切り方ですが)178,3キロで 歩留り56,5%でした。目標である 枝肉400キロ、歩留り60%にはうんと遠いのですが、アトム君の良かったところは ステーキだとかロースト用の柔らかい部位が全体の57,6%で 煮込み用の部位(42,4%)よりずっと多いことです。これならお客様に喜んでいただけるはずです。

そして そのお客様なのですが、昨日から 入れ替わり立ち替わりでいらっしゃっています。昨日は 自家製のお菓子しかお出ししませんでしたが、今日はローストビーフを焼いてみました。

070923.jpg

私たちの好みで少し焼き過ぎの上、ちょっと厚切りですが、ご心配なく。とろけるように柔らかいローストビーフです。アトムは27ヵ月とまだ若かったので 色が薄めで 味も仔牛肉に近いように感じますが 私はこれもこれでおいしいと思います。

品質検査がOKだったので 今までと比較するために 部位別の重さを記録していて あることに気が付きました。なぜか しっぼがないのです。モノ自体もないし、業者さんからもらった明細にも載っていません。

あれっ、アトム君ってしっぽなかったの と驚いたのですが、出発前の写真を見るとちゃんと付いていました。まさか、その後どこかでなくしたとは考えにくいので、やっぱりお肉になった後 なくなってしまったのでしょうか。

私たちが以前利用していた屠殺場では 確かに《さがり》が姿を消していました。だから、今の業者さんに替えてから初めて 牛にはアンプとオングレと呼ぶ横隔膜のお肉があるのを知りました。こちらでは あまりお目にかからない 高級な部位とされています。おいしくて その上取り外しやすいので 狙われるのでしょうか。

でも、しっぽは安いものです。まさか それを盗む人もいないだろうから 単になくしてしまったのとしか考えられません。たかがしっぽぐらいのことで 業者さんを疑っているようなことも言えません。だから これはアトムの永久の謎になるのでしょうか。

私は オックステールシチュー というものがどんなものか知りませんが、私流にしっぽを煮込んだスープと 煮えたしっぽをオーブンでカリッと焼いたのが大好きです。それが次回まで食べられないと思うと アトムのしっぽを持って行った人が恨めしくなります。
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