こうして 何度も強風が吹いたので 木の葉は例年になくもうきれいに落ちてしまいました。

昨日は久しぶりに晴れ間が少し出たので カランバーくんはお母さんとパドックで運動をしました。もう生まれて一週間経ったので 他の牛たちのところに戻っても良いのですが、いきなり外に放り出すのはかわいそうだと思ったからです。
カランバーくんはものぐさな方かと思っていたら なんのなんの。外に出たとたん しっぽを立てて ものすごいスピードで駆け出しました。柵があってもおかまいなしに突進するので お母さんも追い付けなくてオロオロしていました。
カランバーくんはこのごろ お母さんが食べている乾草の味見をしたり、バケツの水を飲んでみたり 好奇心満々です。もうすでに 乾草ロールを置いてある納屋の探検に行って お母さんに怒られました。私が汚れた敷き藁を集めているとフォークを攻撃に来たり 想像力豊かなわんぱく坊主です。
では ものぐさはだれか と言ったら お母さんのバランチーヌです。今まで気付いたことがなかったのですが、ボランくんがなぜあんなにものぐさなのか 今回やっとわかりました。
はじめ 寝たまま水を飲みたがったので、疲れているのだろう と思ってバケツを近くに置いてやりました。そしたら 今度はうんちも寝たままで・・・ ええっ、もしかして熱があるのかも と思ったのですが、それにしては見事な食いっぷりです。水は少し遠くに置くとちゃんと立って飲むので 単なるものぐさのようです。
今日から牛たちの冬の食堂が開店で バランチーヌとカランバーも みんなが食べ終わったらいっしょに放牧地に戻るはずでした。ところが、それは明日に延期になりました。
南の牧草地にいる他の牛たち 呼んだけど知らん顔して来てくれませんでした。お腹が空いていないからです。お昼はとっくに過ぎていて お腹の空いていた私たち。勝手にせぇー とみんな牧草地に放って来ました。我が家の家訓 : 牛より速く歩いてもしょうがない。
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