ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

イッジーばあちゃんの病気

今日は 朝の気温が-2℃、午後は3~4℃でぼかぼかの晴天でした。寒さも峠を越したようです。このところ 寒さのおかげで トラクターのエンジンがかからなくなったり、水道管が凍ってしまったり(昨日の最低気温-7℃)、余計なことに時間を取られてしまいましたが 今日はやっと通常営業に戻りました。

まだ 通常でないのが イッジーばあちゃんです。牛たちの食堂が始まってすぐのことですが 歩くのが遅いイッジーばあちゃんの後を歩いていて イッジーばあちゃんのおしりに ほんの少し血がしたたっているのを見つけました。最後の人工授精から6ヵ月。あらあら、流産かな と思ったのですが、その兆候もなく それほど気にしていませんでした。

ところが 日曜日のことです。牛舎につながれていたイッジーばあちゃんが 血尿をしたのを Jが目撃したのです。血尿 と言っても、おしっこに色が付いている程度ではなくて、まるで出血したような色と粘り気があります。

さあ大変です。私は 牛の病気の本を見て、膀胱炎と判断し ホメオパシーのレメディーで あらゆる炎症に効くものがちょうど手元にあったので それで治療するつもりでした。でも もっと重い病気かも知れないし、この機会に本当に妊娠(牛の場合は何と言うべきでしょうか)しているか検査してもらいたい というJの意見で 翌日の月曜日に獣医さんを呼ぶことにしました。もちろん イッジーばあちゃんは 夜も牛舎に居残りです。

さて、獣医さんは 月曜日の午後に来てくれました。今まで見たことのない若ーい女の先生でした。R町の獣医さんグループは みんな年寄りばかりになったなー と思っていたら わりと最近若い先生が来たし、またまた 今度の先生が加わり 見事に若返りました。

イッジーばあちゃんは やっぱり膀胱炎でした。このままにしておくと 腎臓がやられるので 抗生物質の注射をしてもらいました。先生は 注射があまり上手じゃなくて あのがまん強いイッジーばあちゃんが 苦痛の叫び声を上げました。

そんな痛い思いをしたイッジーばあちゃんですが、症状がかなり進んでいるので これで治らなければ もう他に手がないそうです。

また 検査してもらった結果 赤ちゃんはいませんでした。残念だけど 病気の時には身重でない方が負担が少ないから良かった と思います。でも 治ったとしても これからまた種が付くことは期待できません。牛を飼う ということは その牛の最後まで責任を取ることだから 今回はそれについてしっかり考える機会になりそうです。

2回目の抗生物質の注射は Jがしました。こんなに大きな注射器です。

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上手にできて イッジーばあちゃんは叫ばなかったし、ほとんど動きませんでした。病気とは言っても 別に疲れている様子もなく 本当によく食べます。横にいるユーチカが燕麦をもらっていると 私にも早くくれ とぶーぶー言います。あの真っ赤なおしっこさえなければ 健康そのものなんですけど。注射が効いてくれますように。
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コメント

こ。。。こわすぎ

血尿ーこわいー。
注射もふといー、こわいー。
薬がきいて元気になるといいね。

  • 2007/12/21(金) 11:53:35 |
  • URL |
  • ぺんぎん #-
  • [ 編集 ]

ぺんぎんさん、


牛は体が大きいから 何でも大型になります。
おかげさまで 本人は元気に食べています。人間だったら 点滴を受けないといけない状態らしいですけど。

  • 2007/12/21(金) 16:28:55 |
  • URL |
  • masayo #-
  • [ 編集 ]

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