ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

がんばれ カリプソくん

クリスマスの日のことですが、いつも通りに 牛たちを外に放す時間になって カリプソがぐったりしているのに気が付きました。カランバーもカリプソも下痢気味で おしりが汚れていたので、それぞれにホメオパシーのレメディを飲ませたのですが カリプソの容態が悪くなってしまったようです。

もちろん カリプソとお母さんのユーチカは 牛舎に居残りました。ところが次の日になっても カリプソの具合は悪いままでした。それでも朝のうちは 立ち上がっておっぱいを飲んだのですが、そのうちに だんだんひとりでは立てなくなり、おっぱいも飲まなくなりました。

こういう事態は たんぽぽくん以来(5年前?)なので うちには水分補給剤さえありません。Jが獣医さんの診療所まで薬をもらいに走りました。

とりあえず 2日間ミルクを断って 水分補給剤の入った水(砂糖水?)を飲ませることに。ミルクを飲ませない と簡単に言いますが うちでは大問題です。カリプソのお母さん、ユーチカは 乳牛顔負けの大きなおっぱいなので 放っておくと乳房炎です。なので 夜になって他の牛たちが放牧地に帰った後、Jが 嫌がるユーチカをなだめながらミルクを搾りました。

そこまではまだ良かったのですが 自分の息子の姿が見えなくて ユーチカが騒ぎ始めました。昼間、ユーチカが 動けないカリプソをふんづけ(意味は二通り)たりしたので カリプソを少し離れたところに寝かせたからです。

そのままあきらめて寝るようなユーチカではありません。牛舎の中で叫ばれるとあまりにもうるさかったので とうとう夜中に外に放り出しました。

ユーチカは結局一睡もしないで 翌朝になっても叫び続けました。カリプソに水分補給剤の入った水を飲ませたところだったので 息子の顔を見せてやったら落ち着くだろう と思って ユーチカだけ牛舎に連れて来ました。

ところがユーチカを見るなり カリプソがお母さんに飛びついて おっぱいをものすごい勢いで飲み始めたのです。それをやめさせられる人は強いです。私たちは いけないとは知りながら見ているだけでした。

ということで 下痢治療は振出しに戻りました。今朝またJが獣医さんに行って ミルクを飲ませても良い薬をもらって来ました。

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獣医さんによると このところ子牛の下痢でとても強力なのが流行っていて、子牛の肥育を専門にしているところでは 非常事態だとか。でも、今日もらったお薬を飲ませれば大丈夫だそうです。

カリプソの下痢のおかげで ユーチカのミルクがたっぷりもらえて、昨日はさっそく《Far Breton》というお菓子を作りました。(写真を撮る前に食べてしまった。)クリームもとってあるので、ほんの少しだけどバターを作ろうと思います。こういう時が 牛を飼っていて良かった と思う時です。
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コメント

今日ちょっとかえってきました。

子供達の誕生日とクリスマスという2大イベントがおわって、ちょっと落ち着きました。
カリプソくん、大丈夫になった?

  • 2007/12/28(金) 21:51:04 |
  • URL |
  • ぺんぎん #-
  • [ 編集 ]

ぺんぎんさん、


お帰りなさーい。でも、すごいね。12月の22日から1月の3日まで仕事お休みって?! まあ、たまにはゆっくりしてくださいね。
カリプソくん、おかげさまで少しずつ元気になってきてます。

  • 2007/12/29(土) 15:42:11 |
  • URL |
  • masayo #-
  • [ 編集 ]

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