ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

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ボラン食堂臨時休業

昨日は アルモリカン牛生産者組合(2007年の)年次総会の日だったので Jは朝から留守でした。(と 簡単に言っておきますが、車が凍っていて出発が大幅に遅れたり、向うで迷子になって2回も電話して来たり かなりの騒ぎでした。)

Jがいないと 牛たちはかわいそうに乾草がもらえません。私も一人前に 牛たちをつないで 乾草やビートを食べさせられるようになりたいのですが Jは 危ないから とやらせてくれません。たしかに一昨日 Jが痛い目にあったので 私もすんなり納得しました。

だからと言って 牛たちをハラペコのまま放っておくわけにはいかないので 隣の区画にほんの少し生えた草を食べてもらうことにしました。でも ずっと乾草ばかり食べている牛たちが 急に青草を食べ過ぎて 下痢をしてはいけないので 前の晩から柵は開けてありました。

ところが 夜になって牛舎から放り出された牛たちは いつもの習慣で 草を食べ尽くした区画に戻りました。隣の区画の柵が開いているのには 全く気が付かなくて 牛たちは昨日の朝になっても まだいつもの区画でごろごろしていました。

昨日の朝は 久しぶりに寒くなり(-2℃)、夜の間のほんの少し雪が降ったらしく、牧草地は一面真っ白でした。そんな時に お腹が空いている牛たちが隣の区画に行って 凍った草を食べ過ぎるとそれこそ危険なので 私も知らないふりをしていました。

お昼前に 外にいるお馬さんたちに乾草を持って行ったころには、牧草地の霜も溶けました。なので いよいよ牛たちを 隣の区画に連れて行くことにしました。少し寒いけれどお日さまが出て 外の方がずっと気持ち良いピクニック日和です。それに 真冬に青草が食べられるなんて 本当に幸せな牛たちです。

Carte 080203

Veaux Idji

生まれてから ずっと納屋の横の区画から出たことのない子牛たちは 他の牛たちがどうやって隣の区画に行ったのかわからず 入り口の近くでうろうろしていました。後から来たイッジーばあちゃんと私が 閉まっているはずのところを通って行ったのを目撃して あわてて追いかけて来ました。

こうして一日草だけで過ごした牛たち。夕方になっても飽きずに草を食べ続け、文句を言う牛は一頭もなく 無事にお留守番ができました。

Jが行った組合の総会は ボランくんがいるレンヌのエコミュージアムで行われました。おみやげにポランくんの写真を頼んだのですが 残念ながら 暗くて ピンぼけで 一枚もまともな写真がありませんでした。ボラン君は 私が去年の7月に会いに行った時は 放牧地のひとりでボツン としていたのですが、今は他の牝牛たちと一緒に 牛舎につながれているそうです。

一才を過ぎ(14ヵ月)胴が長い立派な雄牛になったボラン君。あと5週間したら 人工授精センターに行き、検疫期間を置いて採取が始まります。今年の秋には冷凍精液が出回るそうですが 売れっ子になったらうれしいな と思います。

今日は 組合の総会に出席するため パリからこちらに来ていた 畜産研究所のAさんが ボラン農場にお見えになりました。毎年 うちの牛たちを見ていただいているのですが、今回は特にカリプソが目的でした。カリプソも 予定通り人工授精センターに入ることが 決まりました。巻き毛は ベルナデットのようにくるくるでなければ かまわないそうです。

ボランくんもかわいかったけれど カリプソは 下痢をした時 赤ちゃんみたいにめんどうを見たので いっそうかわいくてしかたありません。この子が あと一年ちょっと種雄牛になる と思うとなんだか笑ってしまいます。
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