
春を告げる白い花(辞書にはリンボクと書いてありますが、どうも違うようです)も満開になり 今度こそ本当に春が来たようなポラン農場です。気が付いたらもう黄色いエニシダの花も咲いています。

だれかが 黄色い花はお日さま と言っていましたが ここは日照時間が短いのを補うために 黄色い花が多いのでしょうか。冬の間はハリエニシダ、春になったらエニシダと 土手の花はみんな黄色です。

牧草地のお日さまは このたんぽぽです。たんぽぽはサラダにして食べるほどですから 牛たちにしてもおいしいはずです。こんなにあっても あっと言う間にみんな食べられてしまいます。
たんぼぼは 消化器官を強化し、消化を促進し、浄化作用がある というすばらしく健康に良い植物です。なので 牛たちがたんぽぽを食べるようになった3日~4日目に その効果がしっかり出ました。下痢です。
これも一時的なもので 心配ないのですが、子牛たちは別です。朝晩はまだ寒いので 要注意です。特に だなえがもう2週間前から下痢をしていて、それでもめちゃめちゃ元気で お母さんのミルクが濃すぎて消化不良になるケースのようだったので そのままにしていました。それに カリプソは下痢をしやすい体質みたいだし。
ということで 毎日子牛5頭のおしりの検査です。寝ていても立っていても しっぽを上げさせてくれる子、待っていればしっぽを上げてくれる子、私の顔を見ると逃げる子など 相手によって検査の仕方はいろいろです。
おかげで 昨日はだなえがごくふつうのうんちをしたのを目撃しました。反対に だいごが一昨日から下痢気味だったのですが 今日はおしりが汚れていなくて ホッとしました。でも、放牧地に行っては 子牛たちのおしりをじっと見ているおばさん なんてちょっと異様じゃないですか。自分でヘンだと思いながら それでも毎日欠かさずやっています。

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