ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

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2年経ったら

今週は また3月に戻ってしまったような不安定なお天気が続きます。昨日と今日は 時々激しいどしゃ降りがあり 雷まで聞こえました。(これを書いている途中で停電あり。)今日はメーデーとキリスト昇天祭がぶつかったダブル祝日で とことん損な一日でした。

こんなお天気だし 有機農業認証の審査も終ったし このところ私たちは 連れ立って業務用の冷蔵庫を買いに出かけたり かなり遊び惚けてしまいました。おかげで もうおいしいところは食べ尽くた牛たちは ブーブー(モーモー?)抗議していたのに なかなか次に進めませんでした。
 
なので、今日こそ牛たちが南側最後の区画に行けるように 落ちてじゃまになっていた木の枝を取り除いて 入り口を開けてやりました。本当はあまりおいしくないはずの草を おいしそうに食べる牛たち。

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夕方もう一度牛たちの様子を見に行くと 相変わらず同じペースで草を食べていました。よく見ると みんなお腹が風船のようにふくらんでいます。餌があるうちにあるだけ食べて、脂肪で蓄積して 食べる物が少なくなったときに備えることができるのがアルモリカン牛の特色 だけど なにもそこまで食べることないでしょう! あれだけお腹がふくらんでも 平気な顔をしているので いっそうあきれてしまいます。

月曜日に認証機関から審査員が来たAB(有機農業)マーク取得のことですが 幸い《是正処置》の対象になる項目は何も見つからず 《アクションプラン》を要求される事もなく 無事に転換一年目開始が認可されました。有機農業の規格自体ごくあたりまえの内容で 《不適合》をもらう心配は全くなかったのですが、この地区担当の審査員は 書類をじっくり見るタイプ と聞いたので 経理帳簿が不備で《指摘事項》または《改善の余地がある項目》とされることを覚悟していました。ところが その痛い所を突かれることもなく すんなりでした。

えーっ、転換一年目 って? すぐにABマークもらえないの? と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。私たちも もちろんすぐにABマークをもらいたかったんですけどね。実際、審査員に牧草地を見てもらい 自然な牧草であることを確認してもらったので 転換期間なしでダイレクトにAB が可能だったんです。でも、それは土地だけの話で 動物(牛)は《最低12ヵ月間 なおかつその生涯の4分の3以上をABの牧場で過ごしたもの》でないとABマークがもらえません。

そうすると 今ボラン農場にいるほとんどの牛たちは 一生ABマークがもらえない事になります。去勢君たちだけで考えても 3才でお肉になる時に条件を満たしているのは 今5ヵ月のカランバー以降です。同じ土地で 同じものを食べているのに ABの牛とABではない牛に分けられるなんて 頭がおかしくなりそうな話です。

このわけのわからない状態を避ける方法は 一つしかありません。土地も動物も同時にABに転換する方法です。それだと《どうしても》2年間の転換期間を置かないといけません。その間ABマークはおあずけだけど 2年経ったら、ボラン農場も牛たちも私たちも 全員揃ってABマークがもらえます。2年は長いけど どう考えても私たちにはこれが一番合っています。
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