コラの時も同じだったのですが、もう発情して泣き叫ぶことはしなくなりました。大きくなったからでしょうか。前回 ベラが発情した時は 男の子たちがつきまとっていたおかげで発見できたのですが それ以外の兆候がなく 日曜日のお昼だったこともあって 人工授精(すぐに通報しても月曜日のお昼ごろになる可能性大)は見送りました。

前回(写真)はまた、カリプソ、だごべえ、だいごが いっしょうけんめいベラの後を追っていたのですが、今回はカリプソだけでした。去勢の効果って こんなにはっきり出るものなのでしょうか。
ベラも16ヵ月を過ぎたので当然タネつけをするもの と私は思っていたのに、Jから急にクレームが出ました。というのは 今年初めてお母さんになったアーニカ、ベルナデット、みよの背丈が 思ったほど伸びていないからです。ユプサ、ユーチカ、バランチーヌの背が高いのは 初産が比較的遅かったからではないか というのがJの意見です。
私は 24ヵ月より前に出産するのでなければ お産がお母さんの発育を妨げる ということはないと思います。と言うか、初産を遅くすると大きな牛になる とは思いません。
じゃあ、実際にベラのタネつけをあと数カ月待つとしたら どうなるか というのが議論の焦点でした。カリプソはもうすぐ6ヵ月になります。前にも言いましたが アルモリカン牛は早熟で 今回は何ともなくても あと3ヵ月も待ってくれるわけがありません。
でも、カリプソとベラは お母さんが同じ兄弟。それだけではなくて 父方のおじいさんまで同じ という絶対に避けないといけない組み合わせです。なので 結局 あわてて人工授精の申し込みをしました。
さて、お昼ごはんの後 ベラを呼びに行きました。いつものことですが 発情した牛は案外簡単に捕まります。ベラとその後ろにいたカリプソを放牧地から押し出そうと パドックに向って歩いていると 後方からバランチーヌがものすごいスピード走って来て 追い越されてしまいました。どうしても牛舎に行きたそうです。それで カリプソは置いてきぼりにして ベラといっしょに牛舎に行ってもらいました。
せっかくいっしょに楽しく遊んでいたお友達を取り上げられて カリプソは牧柵の向うから抗議していました。あんなに来たがったバランチーヌも 今度はみんなのところに帰りたい と叫び続け、あまりにもうるさかったので 放牧地に戻しました。

昨日の話になります。
日月火と牛舎に三泊したみよ親子は もうお天気も良くなったし(今日はまた雨が降ったけど)、もう外で寝ても大丈夫だろう とみんなのいる放牧地に行きました。前の日に勝手に行ってしまったけれど、子牛にとってこれが公式の放牧おデビューでした。(上の写真:すぐ見に来たちびっ子ギャングのメンバー)
それで この子の名前なんですけど 昨日、登録書類に《DELUXE》と記入し(させられ)ました。私は《どんべえ》にしたかったのに・・・
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