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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

冬の食堂オープン

母牛たちをよそに借りている牧草地に送ったり,馬の食べ残しの草が少し伸びた斜面に牛を放したり いろんな工夫をしたのですが,とうとうボラン農場の草は全部食べつくされてしまいました。なので,今日からいよいよ牛たちは冬の食堂でお食事です。今年は例年に比べて2週間ほど遅いオープンです。これは あくまでも食堂ですから,食べ終わったら外に放り出して,夜は外で寝てもらいます。(雪が積もればべつですが。)
さて,今日は 夜の間に降った雨も止んで良いお天気だったので,牛たちを斜面でひなたぼっこさせておいて,4時ごろになって牛たちを牛舎(食堂)に入れました。J(夫です)が、納屋から乾草を出していた間,そのにおいと雰囲気で 乾草を食べさせてもらえると察した牛たちは 早く食べさせろと モーモー言っていました(特に“たま”が)。そのわりには 牛たちを斜面からその上を沿う道に登らせて牛舎まで連れて行くのは けっこう手間がかかりました。そうして、牛たちが食堂に並んだ写真を撮りたかったのですが、みんなについて来るのをいやがったのボラン君(生後1ヶ月)のめんどうを見ている(追いかけている)うちに暗くなってしまいました。でも,ボラン君のお母さん“バランチーヌ”も無責任だと思います。自分だけさっさと食べに来て,息子がいないことに全く気がつかないなんて。
20061218094709.jpg

これはあらかじめ各自をつなぐ席を決めた配置図です。去年からメンバーも替わり,これが今年の配置です。みんな自分の席はしっかり覚えいるので、後で変更したりすると大変です。自分の席に自分より下の牛がいたりすると,ぶっとばしますから。こうして,2-3日同じ位置につなぐと 後は間違えずに自分の席に付きます。まるで牛のサーカスのようです。
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コメント

祝ブログ

牛さんたちも個性があるねー。
おもしろいね。

  • 2006/12/18(月) 10:42:23 |
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