名前は《だふね》。今流行の歌手みたいな名前ですが、《だなえ》に合わせて またギリシャ神話から探してきました。さっそく耳標も付けて(痛そー)あとは登録だけです。

だふねとマルキーズは 昨日、一日中外にいたのですが、夕方になって小雨が降り出したので 牛舎に入れることにしました。でも、マルキーズのことだから 嫌がってとんでもない所に行ってしまわないか 少し心配でした。
それに 放牧地から牛舎に行くのに お馬さんたちがいる傾斜地の上の道を通らないといけません。お馬さんたちのことですから 絶対に見に来ます(やじ馬 と言う)。子牛がびっくりして跳ねて 電気が通ってる牧柵に触れて 大パニックにならないか それもまた心配です。
とにかく 入念に準備をして マルキーズを釣るための燕麦を挽いて それをバケツに入れて 親子を呼びに行きました。私がバケツを持って先頭に立ち、Jはいざと言う時すぐに介入できるように 後ろにひかえていました。
子牛はマルキーズにぴったりくっ付いて 放牧地から道まで出てきました。さあ、これからお馬さんたちの上を通ります。ここで走られたら 止められないどころか、身の置き場もないので 緊張します。
ところが マルキーズは まるでこんなことは毎日やってるみたいに 素直に付いて来ます。子牛も そのうち私よりも頭を先に出して どんどん進んで行きます。これが今朝生まれたばかりの子牛?! 途中、左に折れて坂を上る所で お母さんが子牛の方向転換をしてやりましたが(マルキーズもえらい!)、牛舎まで迷いなく来てくれました。
こんなかわいい親子ですから マルキーズに対する今までの恨みつらみも忘れることにしました。(哺乳瓶で育てた子だもんね。)ただ、私にだふねを触られたくないみたいなので、スキを見ながらなでています。
