今まで月々35時間の接続で10ユーロだったのが 新しい料金でシミュレーションしてみると ざっと3倍は高くなってしまいます。その時は あわてた というよりももう嫌気がさして もうどうにでもしてくれぇー みたいに開き直ってしまいました。
ボラン農場のインターネット物語は もう数年来の続き物です。村にADSLが来てからもう3~4年になるでしょうか。当初 うちにはADSLが引けない理由が はっきりしませんでした。そのうちに うちだけ引けないのがわかりました。その理由は・・・
うちの電話は お隣の電話回線に間借りしているだけの 仮の設備だからなのです。
ボラン農場北の道路の向こう側に 小さな集落があって うちの電話線はそこから来ています。でも、そこにはケーブルが一本。一本のケーブルには電話回線が7本。集落とその周辺にはすでに家が7軒あったので、私たちが引っ越して来た時は 8軒目でした。でどうしたかと言うと 隣の家に行く電話回線にモデムを付けて、その低周波か高周波のどちらか一方を使って 電話を引いてくだいました。だからその電話回線には ADSLを通す場所がないわけです。
今まで何度抗議したことでしょうか。電話をしても、手紙を書いても いつも答えはNOでした。ケーブル一本引くことを フ○○○テレコム社は テクノロジーの問題 と呼んで、何もしてくれません。今回も もう一度クレーム係に手紙を書いたのですが やっぱり回答は同じでした。
私は がっかりしたのと 忙しかったので 7月の末が迫っても何もしませんでした。残された手段は フ○○○テレコム社系列の○レンジの電話回線インターネットに契約をすることです。でも、あんな会社にお金を払いたくありません。今までのテレ○は 料金は高くなるけれど 使えなくなるわけではないので 必要最小限におさえて 後は図書館で無線LANを使えば良い とか私は思っていました。
でも、もうぎりぎりの29日になって、Jが言いました。インターネットが使いたい時に使えなくなって困るのは私たちで ○レンジ社は 私たちが契約しなくても経営困難になるわけではない。
ということで、私は一番近くのお店(30キロ)に走りました。○レンジはテレ○より高くて、月10ユーロでは25時間しか接続できません。こういうのは超過料金がうんと高くなるので 迷ったけれど 15ユーロで50時間の契約をしました。これだと 超過の恐れはありません。
お店の人の話では ○レンジから接続に必要な番号だとかパスワードが来るのに10日かかる ということでした。まあ、2週間位は見ておいたほうが良いかな と思い、昨日みなさんに『ボラン農場はしばらく夏休みにします。』とお知らせするつもりでした。
ところが
もう昨日、○レンジから通知が来てしまいました。たった一枚のレターに番号とかが書かれているだけで 果たして私に接続ができるのだろうか と夜も眠れないほど(そのわりにはよく寝てた?)心配だったのですが、今朝やってみたらちゃんと接続できました。まだそれだけで、メールのアドレスは前のままとか まだまだいろんな設定をしていませんが、このとおり使えてます。
なんや、これで夏休みなしか とか ちょっとがっかりしてたりしますが、とにかく ほっとしています。
ぜんぜん本文とは関係ない、ユプサの後ろでおとなしく順番を待っている“すもう”(本名カリプソ)です。

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