はじめ、水桶のある上の牧区へ行く通路のすぐ近くにいたので 呼んでみましたが 牛たちは私のことを冷ややかな目で見るだけで 来てくれませんでした。そのうちに 私とは反対の方向に歩き出したので、いいかげんアタマに来て 後ろから通路に向って押して行く戦略に変えました。
しばらく 羊飼いの犬のように走り回っていると ようやく動き出してくれました。

カランバー『こっちや、こっちや。』バランチーヌ『えー、どこ行くのぉ。』

ユプサ『おぉ、あったあった!』

ユプサ『あー、いい気持ち。』(だごべえはいつも無言。)

コラ『ママ、私も。』ユプサ『うん、カイとき。』

コラ『お鼻のてっぺんも。』ベルナデット『う~ん、サイコー。』
と 何のために連れて来たのか 全くわかっていません。頭を掻き終わったら 牛たちはまた下に降りて行きました。のどが渇いていないのがわかったので もう放っておくことにしました。
すると 夜暗くなる直前にどやどやとやって来て、水を少し飲んで あっという間にまた降りて行きました。
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