ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

子牛の眼騒動

先週の週末は お肉の販売で大忙しでした。土曜日は 友達のAも大口注文を取りに来てくれ 家の工事もお休みで 久しぶりにのんびりできました。

夕方、Aと牛たちを見に南の放牧地に下りて行ったはずのJが ものすごい勢いで 小屋に駆け込んで来ました。

『大変や。早よ、獣医さんを呼ぶんや。』《獣医さん》 と言うことは けが人は AでもJでもないと一応安心したのですが Jの様子を見ると ただごとではなさそうです。

Jがあわてていたので いったいだれがどうなっているのか はっきりしなかったのですが 大まかに言うと 子牛のほとんど全員の眼がつぶれている というようなことでした。

昨日も柵を開けに行ってみんなの顔を見たのに、なんで気が付けへんかったんや、牛飼い失格や とかJは自分を責めるのですが、私もその前日 暗くなる直前に牛たちを見に行っています。かなが数日前から眼をしょぼしょぼさせていたので注意していたのですが 子牛たちの眼までいちいち見ていませんでした。

6時過ぎに獣医さんが到着し、私もいっしょに牛たちを見に行きました。来てくださったのは一番若い先生だったのですが 一目見て、今流行っている角膜炎 と診断されました。隣のLさんが言っていた眼の病気です。隣では 種雄牛が失明したとかで 私も気になっていました。

先生によると角膜炎にかかっているのは3頭で 症状がかなり進んでいるだいご以外は 薬で治るだろう と言うことでした。お薬をもらったので 暗くならないうちに牛たちを牛舎に入れて すぐに治療です。

Carte 081008

牛たちが牛舎から遠いところにいたので 通路に柵をして 牛舎横のパドックまで連れて行くだけで もう暗くなってしまいました。久しぶりに牛たちを牛舎に入れると どっちを向いても大きな牛だらけで 暗かったせいか 押しつぶされそうな気がしてちょっと怖かったです。

牛舎にみんなが一斉に入って来て押し合いにならないよう ほとんど一頭ずつ呼びに行ったので 子牛以外の全員をつないだ時はもう9時過ぎでした。そこで やっと正確な状況がわかりました。一番危ないだいごの片目以外は デラックス、だなえ、かながそれぞれ両眼(普通は片目だけとか・・・)、すもうが軽症だけど両眼 と思っていたより多い患者です。

あるったけの薬をそれぞれの眼に塗り、診療所まで予防のための別の薬を取りに行ったり、放牧地に水桶を置いて水を入れたり と牛たちが牛舎を出て 放牧地に寝に帰ったのは夜中の12時半でした。やれやれ、これも大事な監視を怠ったせい と深く反省しています。

治療も今日はもう5日目で すもうは治ったし、デラックス、だなえ、かなの片目はもう大丈夫 と効果がはっきり出ています。眼が痛そうにしている だふねをのぞいた(すごい丈夫!)一番小さい3頭が特にかわいそうだったけれど、だいご以外は大事に至らずほっとしています。
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