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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

元気、元気!

このところ 私の翻訳や通訳の仕事が重なり 何もかも放ったらかしにしていた間に 牛たちは もう北の最後の牧草地に移動してしまいました。子牛の眼の治療も 先週の金曜日に終わり、それからは 牛たちの牛舎通いもなくなりました。

今日は久しぶりに通常営業で 私が牛たちの様子を見に行っています。

片目がなかなか完治しなかったデラックス(左)とだいご(中)も 今は両眼を開けられるほど良くなりました。
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でも、もっと元気なのが マルキーズです。
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爪を切ってもらってからは 普通の歩き方になりました。先週なんかは 牛舎に行くのを嫌がって みんなを反対に方向に連れて行く などということもやってくれました。

それにしても 食欲の秋というのがぴったりな 牛たちの食いっぷりです。

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写真を撮るのにこちらを向いてもらおうと いくら呼んでも知らんふりして食べるばかりです。こんなスピードで食べ続けると たった一週間で1ヘクタールの牧草がなくなってもふしぎはありません。もっと恐ろしいことに 牛たちは夜も寝ないでこうやって食べ続けるのです。

昨日の夜、もう12時近くになって 牛の大声が何度も聞こえたので、ただごとではない とJといっしょに見に行きました。放牧地に行くと なんと牛たちは全員 草を食べ続けているではありませんか。いくら 冬支度 とは言ってもあきれてしまいました。夜は寝るもの と怒ってももちろん聞いてくれません。

それで あの大声の主ですが みよでした。どうも、おっぱいを飲んでもらいたくて 息子のデラックスを呼んでいたらしいのですが 当の本人は寝ていて(この子だけはまとも)来てくれませんでした。みよはずっと叫び続けて あんまりうるさかったので Jがみよのすぐそばで寝ていたデラックスを起して おっぱいのところまで連れて行きました。むりやり起されたデラックスは わけが分からず ぼーっとしていたので みよの方は叫びっぱなしです。そのうち、デラックスがおっぱいを飲みだしたので みよの叫びは治まったのですが、なんでこれぐらいのことで大騒ぎするのか 理解に苦しみます。

牛たちがありったけのものをせっせっと食べるのも 冬が近づいたからでしょうか。このごろは 朝の気温は5℃以下だし、日も短くなりました。でも、例年の秋の長雨はまだなので 今のうちに私たちも冬支度に取りかからないと。
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