今回 初めて見てもらったボラン君は 合格でした。昨日の話では 6ヵ月頃 離乳時期になったら 人工授精センターに行って、一才半には戻って来るみたいです。うちに戻って来ても、ここのほとんどの牝牛とは ご先祖が共通な種雄牛ですから、うちでは使えません。幸い すでに希望者がいるので、多分 すぐに売ることになると思います。ボラン君は 他の子牛たちのようにかわいくないので、私は平気です。
また、今後も ボラン農場での種雄牛生産計画は続きます。今回、どの牛が どの秘蔵冷凍精液をもらうか決まりました。(ただ、マルキーズだけは 一般に出まわっているけれど 今後更新して行く種雄牛で続けます。)今回 変更があったのは ボラン君の母親、バランチーヌが計画から抜けること。理論上 二つ星(将来の種雄牛候補の母親)が付いていたバルダもベルナデットも 巻き毛のせいで落とされ、一つ星(純粋種または8分の7以上)になったこと。
それから、それから・・・、これ すごくうれしいニュースなんです。みよに 星がふたつ付きました。みよの父親は ロ(Ro)ランという だれでも手に入る種雄牛です。だから、星は一つだけでした。でも、母親のマルキーズも もうそんなに子牛を産めるわけではないので、みよちゃんも 合格にしてもらいました。みよには 今までマルキーズ用だった“マルタノ”が充てられます。もう、何ヵ月も前から、爆発的な発情をするみよちゃん。種付けは今年の夏ごろですから、これからまだ当分 あの叫び声を聞くことになります。でも、よかった。みよちゃんも二つ星で。
みよは 去年の3月18日に生まれた時から 私のお気に入りでした。母親のマルキーズには似ず、人なつっこい かわいい子です。私たちを見ると どうしても頭を掻かせないと気がすみません。

みよが母親に似ているのは 餌の食べ方だけです。2頭とも食べ方がゆっくりです。乾草も味わいながら、ゆっくり食べます。食べるテンポが2倍速い(大食いの)アーニカに比べると、ずいぶん上品に見えます。
さっき みよの写真を撮ろうとしたのですが、カメラを構えてシャッターチャンス なんて待ってるとこうなってしまいます。

しかたがないので、1ヵ月前の写真です。
