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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

行っ ちゃっ たっ

今朝は 濃い霧も早いうちに晴れて、Jはすもうの写真を撮りまくりました。それでも《これ!》というのがなかったので 牛たちを牛舎に入れた後 すもうを外につないでプロみたいな写真を撮ろう ということになりました。

ところが 物事はそう簡単には行かないものです。本人にしたら なんで外に引き回されるのかわからず いら立って 一人前の雄たけびを上げたり なかなかポーズが決まりません。

まあ、ちょっと後ろに引っぱり気味だけど 私が選んだのがこれです。

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写真を撮っている間 頭を下げないように と舞台裏はこうなっています。

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ニンジンで釣るのは お馬さんだけではありません。

そうしているうちに トラックが到着しました。トラックにはよその子牛が乗っていて、もう大きい(14ヵ月)すもうは その後ろのトレーラーです。トレーラーに どっこいしょ とよじ登ったところで記念写真。こんなやさしい目をしたすもうです。

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雄牛は初めて(いつもは去勢ばかり)で こわごわ付き合って来た一年ちょっとでした。一度だけ乗っかられそうになったけど いつもおとなしい、やさしい子でした。生まれてすぐに下痢でぐったりしてしまって、薬や水分補給剤を飲ませたからことがあるので 私たちは信頼しても大丈夫 と思ってくれているのでしょうか。

うちの牝牛たちは 母方か父方の親族ばかりで いろいろ気を付けないといけなかったので すもう、早よ行ってくれへんかなぁ と思っていたのですが いざいなくなると さびしいものです。

すもうの行き先は レンヌの北にある ボランくんがいたセンターです。そこに約2ヵ月いて 検査や手続きがすんだら 別のセンターに移って精液の採取をするそうです。そのセンター というのが なんと うちに来てくれる授精師さんのフィリップさんがいる所なんです。私が時々洗濯物を持って買い物に行くカレの町のすぐ隣。こんなに近くで 本当にラッキーでした。

春になったらニンジンを持って すもうに会いに行くぞー!
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