
りんりんをもらった時、この犬は雷が怖くて、雷が鳴り始める30分前からぶるぶる震え出す と聞いたのですが、そんなの見たことがありません。いつも 私が先に感知して、あれ、りんりん 怖くないんかな と思っているうちに震えが始まります。
でも、ほんとうに雷は恐いです。T村でもこのあたりは雷の名所 と聞いてからは 雷が近づくと牧柵の電気、ラジオ(テレビはありません)、電話(携帯はもちろん、固定も)など 雷を引きつけるものは 切ることにしています。それで、今朝もわざわざ起きて、危ない物は全部切りました。
一度同じようなシチュエーションで 目が覚めたことがあります。まだ半分寝ていて ボーッとしているうちに 閃光とともにものすごい音がしました。あまりのショックで 小屋がまだしっかり立っているのは驚きでした。そのうち 焦げた匂いが漂って来たので、雷が電線にでも落ちて、冷蔵庫か冷凍庫が壊れたのでは と心配しましたが、焦げたのは電話機でした。どうも、電話線を伝って来たようです。それ以来、電話機には注意しています。
でも、フランスには地震はないからいいよねぇ とおっしゃると思います。Jに言わせると『この間 地震があって、死ぬほど恐ろしかった。』です。今から、4~5年ほど前、ここから30キロ位の所を震源地とする地震がありました。その時 よっぽど怖い思いをしたのでしょう。屋根や窓がガタガタ音をたてて、それが10秒以上続いたのだそうです。後で 近所のOさんに聞いたら、ちょうど学校へ行くところだった子供たちが おびえて泣き出したそうです。私もあの時家にいたら(ここから140キロほど離れた会社にいました)、きっと泣いていた とJは言います。でも、たかが震度4程度の地震です。それも震源地で だから、このへんはそれ以下だったはずです。そんなの大したことない と言っても信じてくれません。あれから、日本の○○ホームは耐震設計だよ と言うと すごく関心を示します。
今朝の雷も すぐに行ってしまいました。りんりんも それほど長い間苦しまずにすみました。ただ、外の電柱に付いている電話モデムのヒューズが飛んだらしく、電話が故障です。復旧は遅くて火曜日の夕方だそうです。