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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

牛たちの幸せな季節

先週のはじめにかなり雨が降り それからは 牧草がぐんぐん伸び始めました。今 牛たちがいる《大畑》上の部分は いくら食べても食べきれないほど いろんな草がぎっしり生えています。おかげで 牛たちの静かなこと。

Carte 090503

先週の水曜日には 有機・無農薬農業の認証(ABマーク)のための検査がありました。これでOKならば 作物だけではなく 牛にもABマークが付く という大事な検査です。

今回は 日常,書類管理をしている私が セミナーに行ってしまっていないので 前の週に 書類を全部確認して,更新して,ファイルも取り出しやすいところに入れておきました。(監査のプロ と呼んでください。) 

検査に来たのは 去年と同じ審査員さんで、書類を隅々まで見る というので有名な方らしいです。うちは 外から買うものはほとんどなく,検査するほどのこともない と油断していたら,一つだけ指摘がありました。

去年,同じ審査員さんが行っている同じ村の農家に 乾草を売ったのですが,ABマーク認証されたところから買った証拠として その時、正式な請求書を発行したのです。その請求書に Jおじさんのリクエストで 牛の絵(バランチーヌとボラン)なんか入れたものだから 審査員さんは それを向うの家で見て覚えていたのでしょう。その写しが売上げファイルの中にない と言われたのです。

私は《売上げ》と言うと お肉しか頭になかったので 乾草のことは すっかり忘れていました。でも そこは『発行した請求書のコピーは電算管理しています。』とか答えれば それですんだはずなのに Jおじさんは それがどこにあるのか知らなかったので ケチが付いてしまいました。(教訓:請求書は目立ち過ぎない方が良い。)

それでも認証の方は無事にクリアし、いよいよ次回の販売からは お肉のパッケージにABマークが付くことになりました。そうすると高く売れる というものでもないのですが それが販売促進につながることを期待しています。
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