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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

キリスト受難

昨日は 午後からやっぱり雨になりました。それも、天気予報で言っていた“弱い低気圧”どころか 一時は土砂降りになりました。

私は外出していて、Jは 多分この雨で 乾草をかき回しに行かなかっただろう と思っていたら、全部しっかりかき回して うちに戻って来たと同時に雨になったそうです。

さて、今日は もう何年も立ち入り禁止で めったに見る機会のない T村の教会の内部の写真を公開します。

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村の教会は16世紀に建てられたもので、石造りの壁を伝って 湿気が天井まで上り、木の天井板がぼろぼろになって いつ落ちて来るかわからないので 立ち入り禁止なのです。人口やっと170人の村には 教会の補修をするお金などなく 今のところそのままになっています。

これが名物の キリスト受難壁画。
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鉄砲を持った兵士にご注目ください。近代の壁画です。
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聖ジルダ像。
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この教会は ノートルダム教会 という名前で マリア様を祭ってあるはずなのに、聖ジルダのパルドン祭(1月)もあって 村にとって大事な方みたいです。

これが 村のお宝、聖アンヌ(いっしょにいるのは マリア様とイエス様とか)像で、16世紀のものだそうです。
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その教会の中に 村が所有するテーブルとベンチが置いてあって 7月にうちにお客さんが来た時 それを借りに行った時 Jおじさんが撮って来た写真です。

その後、テーブルとベンチを返しに行った時、どこか外国からの観光客らしき人たちが 教会を見ていたので、Jが中に入れてあげたとか。こういう教会や礼拝堂を見るのが大好きなJは 喜んでガイドをしたらしいです。
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