
前にいた ロバのフォーチュンや馬のおかずは 進まなくなったら にんじんで釣ったものです。だから、ポポットの調教のために、小さくすぎて お料理に使うのがめんどうなにんじんを取っておいたのに。しょうがないので、Jは 細かく切ったビートを使っています。
まず、始めは《お手》のレッスンです。ポポットが小さかった時は ちゃんと前脚も、後ろ脚も上げさせていたのですが、いつの間にかしなくなって、蹄の手入れが満足にできません。だから、今回は 一からやり直しです。ちゃんと《お手》をしたら、ごほうびにビートがもらえます。
次に 首輪を付けてタイヤ引きです。タイヤだと パニックになっても けがをする心配はありません。トラクターのタイヤですから かなり重いのですが この通りずんずん引いて行きます。

特に大事なのは 土手ギリギリのところまで進んで、そこからUターンして止まることです。止まったところで 後ろに引いているお道具の位置を確認します。ストップも大事ですが その前に 右に回るか、左に回るか、はっきり指示しなければなりません。その時、手綱を引くのではなくて、声だけで《右》か《左》か わからせるのがベストです。いつもぼーっとしていたおかずは 右も左もよくわからなかったのですが、ポポットはよく理解しているようです。
これで、ポポットが慣れたら いよいよ 雨のせいでほったらかしになっていた 牧草地のやり直し作業です。実は 私の期待を裏切って、今日も雨なのですが(雨など平気で調教してます。)今度晴れたら、一気に始めないと 遅くなってしまいます。
本当は 私、ポポットの背中に乗ってみたいんです。脚が長くて、うんと背の高いポポットに乗ってお散歩に行くと、よそのやせっぽちの乗馬用の馬たちは 驚いて逃げ出すと思います。早く農作業が終わって、遊びに行けるといいな。
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