ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

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チビ、短足、デブ

いえ,私のことではなくて、うちのだなえがこう言われたのです。う~ん,いくらアルモリカン牛を危機から救ったA氏 とは言え,ここまで侮辱されると・・・

見てください。大きい方はみよで、うしろがだなえです。

090917 0

みよは3才半で もう少し大きくなるはずだけど ごく中型の牛です。それに比べて まだ18ヵ月のだなえがチビ? よう見てや! 脚はスラッとして長い とは言われへんけど,デブとはなに?! ぽっちゃりしてる とか もうちょっと言い方があるんちゃう?!と 私は おとといからA氏の言ったことに対して 怒っています。 

月曜日にA氏から電話があってから,翌日 A氏が予定を変更して わざわざボラン農場まで エルネストを見にいらっしゃいました。なぜ,そんなに興味があるか と言うと,エルネストは 母親のアーニカが お蔵入りの貴重な冷凍精液をもらって生まれた牛だからです。

その種雄牛は 1962年生れで《ウラニウム》という名です。じゃあ,その《ウラニウム》という牛は よほど立派な牛だったろう とお思いになるかも知れませんが,それはわかりません。写真も記録もありません。ただ、《ウラニウム》が貴重なのは もうストロー2本しか残っていないからです。

お蔵入り特別リザーブ種雄牛というのは とにかく数が少ないからです。それをA氏が選んだ雌牛と交配して 生まれた雄牛を人工授精に使い 遺伝子を保存して行こう ということが数年前から行われています。こうして ボラン農場からは ボランとすもうが世に出たわけです。

さて,そのウラニウムの息子 エルネストですが、ボランやすもうに比べると ごくふつうの子牛なので 私たちは 去勢してお肉にするつもりでいました。また,A氏は まさかアーニカにもらったストロー2本で 2年続けて子牛が2頭生まれる(これが正常なのでしょうが・・・)とは 夢にも思っていませんでした。

ウラニウムの息子が生まれていたことを知った(ずっと前にそう言ったのに,覚えていなかった)A氏は 忙しいところ ボラン農場に来て エルネストの写真を撮って行きました。

翌日,水曜日は バリの畜産研究所(今年定年退職したA氏の後任)のDさんと ブルターニュ自然公園のSさんの訪問がありました。Dさんは まだボラン農場に来たことがなかったので うちの牛たちを見てもらいました。せっかく生まれたエルネストをどうするかは 私たち次第 ということでした。

ところが その夜,A氏からメールが来ていました。

エルネストを人工授精センターに入れるべきだ ということで、その理由として,ウラニウムの娘2頭のうち、一頭は種雄牛の母として推薦できるけれど、ボラン農場のだなえは《チビで短足でデブ》で望みがないから エルネストの存在は貴重なものである というような内容でした。

あんまり大したことのないエルネストだけれど 後がないから種雄牛にしたい というのはわかるけど,なにも姉をそこまでボロクソに言うことはないでしょー。
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