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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

圏谷もしくはカールまたはサーカス?

《氷河の浸食によって山地の斜面に生じた半円形の窪地》というのが ボラン農場にあります。これを 日本語では《圏谷》、ドイツ語で《カール》と呼ぶそうです。フランス語では《Cirque》と言って なぜか《サーカス》と同じ言葉を使います。

その斜面の窪地に入れられた牛たちは もちろんサーカスをしているのではなく 草を食べています。ここは あまりおいしそうなものも生えないので よくお馬さんたちを入れておく場所なのですが いつもいつもお馬さんだけでは 食べ残しが多くなるので 今回,牛たちを入れました。

Carte 090926

かなりの斜面で 居心地もあまり良くないので 牛たちには嫌われますが これも Jおじさんが忙しくて 草がふんだんにあるジョンさんちに なかなか連れて行けないからです。

牛たちには気の毒だけれど ここは上から一目で見渡せるので 私はらくちんです。図で見るとちっちゃいですが 傾斜地なので これでも67アールあります。昔,ここで羊を飼っていたことがあって、上から牛たちを見ると お山の羊飼い気分です。

そうして,羊は 毎年毛を刈ったり,足の消毒をしないといけないし、病気にもなりやすくてめんどうだから やっぱり牛がいいな~ と思っていたら、もう『よそに行きたいよぉ~。』と叫ぶ牛が。

Jおじさんのコンクリ作業が明日で終わるから もうちょっと待ってー。
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