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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

牛の移動と異動

先週は まだこちらも日本と同じくらい暖かかったのに,今週に入ってからは 少し寒くなってきました。昨日は 一日中雨だったけれど,今日は 晴時々にわか雨。牛舎の扉を開けてあるので 雨が降り出すと ベルナデットとエリオットが雨やどりに来ます。

最近ずっと ボラン農場案内図の更新をしていなかったので まずは・・・

Carte 091104

ユーチカは もうすぐ(11月11日)お産の予定で もうとっくの昔にボラン農場に戻って来ないといけなかったのに,私が留守をしていたため そのままになっていました。

ボラン農場には ベルナデットとだふねだけが残っていましたが、ベルナデットとエリオットを牛舎に寝かせるのに だふねまでいっしょではめんどうなので だふねのお供に この月曜日、ユーチカを連れて来ました。Jおじさんは ひとりだと捕まえるのが大変 と思ったのでしょうが、ふたりだと あっさり『連れて来ました。』と言えるほど すんなり行きました。

というのが《移動》の話で,《異動》は すもうのことです。もうずいぶん前に 人工授精センターを出るから と言われていたのに 結局、ブルータングの2回目の予防接種を待って、今週出ることになりました。でも,その間にすもうの行く先が決まり,すもうはボラン農場には戻らず,直接新しい飼い主のところに行くことになりました。

センターでは おとなしくて扱いやすい と喜ばれたすもう。予定の3000回分に加え もう3000回分を採取して 乳牛の繁殖障害改善用にするそうです。すもうのは それだけ力強いとか。

生まれつき筋肉もりもりで いかにも《雄牛》という姿や性格だったすもうが どんなに立派になったことか 私たちは早く見たくてワクワクしていました。

ところが、センターから送ってもらったすもう(本名カリプソ)の公式の写真を見ると、相変わらずやさしい顔つきだけれど,思ったほど太っていません。まだ,2才前だから 縦に伸びる年頃なのか、ボランくん(もうすぐ3才)に比べて見劣りがします。それとも センターでの激務で やせてしまったでしょうか。

この疑問をはっきりさせるためにも いつか、すもうの新しいお家に会いに行ってみたい と思います。
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