ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

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大泣きしたユプサ

昨日は どしゃ降りのにわか雨の晴れ間を見て,強風にあおられながら ユプサとだふねの移動をしました。これで ジョンさんち組も 去勢5頭を除いて 母牛3頭と子牛5頭だけになりました。この8頭も 来週末には ボラン農場に戻る予定です。

昨日、わざわざユプサを連れて来たのは 今日、よその牧場に出発することになっていたからです。

ユプサは イッジーばあちゃんの娘で 色がちょっと黄色っぽい以外は アルモリカンらしい牛です。おとなしくて 素直で,今まで毎年大きな子牛を産んだ 文句の付けどころがない牛です。



じゃあ、なぜユプサを売ることにしたのか? 

1- この夏ぐらいから アルモリカンを飼いたくて探している という人たちが急に増えた。
2- この夏は お天気が悪くて 期待したほど乾草が穫れず,この冬の飼料に余裕がない。
3- ユプサはもう6才半で これ以上年を取ると 繁殖用に売れなくなる。
4- ユプサ以外に 最後の最後まで手放したくない牛がいる。

という理由が挙げられます。

要するに ボラン農場=マルキーズ系の牛 というのを確立して行きたいからです。だから、残念だけど イッジーばあちゃん系は 今のところまだエミリーがいるけれど なくなりつつあります。

さて,ジョンさんちからボラン農場に2頭が戻った夕方,牛舎横のパドックにいたベルナデットが 大声で騒ぎ出しました。いったいどうしたのか びっくりして見に行っても,子牛のエリオットはすぐそばにいるし、原因が分かりません。でも,良く聞いてみると ベルナデットは 遠くにいる牛の叫び声に答えているようでした。その叫び声 と言うと・・・ ユプサでした。

あの甘えん坊のだふねは アーニカ,だなえ、エルネスト(エドゥ)といっしょに遊んで(?)いるのに,また,なぜユプサが放牧地の入口に立って泣いているのか 全く理解できませんでした。

ジョンさんちの後片付けから帰ったJに ユプサが泣いてる と言ったら,Jおじさんにはその理由がすぐにわかりました。なぜなら ジョンさんちで お母さんがいなくなって泣き叫ぶユーロを見たからです。ユーロは 10ヵ月で,もう《子牛》とは呼べないような立派な体格をしています。だから,まさか まだおっぱいを飲んでいたとは 夢にも思いませんでした。

かわいそうに,急に子牛と離されたユプサ。今日も ずっと泣いていました。そして,今日の午後 トラックに乗せられて ここから3時間ほどの牧場に向けて出発しました。ユプサのことだから これからも大きな子牛を産んで 新しい飼い主に喜んでもらえる と信頼しています。
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