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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

おかえりー!

今朝は とうとう0℃まで気温が下がりました。外で寝ている子牛たちが心配で 南側の《大畑》牧草地まで行きました。牛たちをめざして歩くと 凍った草が足の下でサクサク音をたてました。

まだ目が覚めたばかりか うずくまっていた子牛たちも そのうち立ち上がって遊び始めました。遊び相手ならこんなにいます。

(これはお昼ごろの写真。)
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そうです,日曜日にジョンさんちにいた牛たちが戻って来たのです。まだ みんなと会ったことがなかった子牛たちは 次々と仲間が到着するのを見て 大はしゃぎでした。

ジョンさんちにいた8頭の移動は 心配していたにわか雨も一度だけで 難なくできました。ただ,あとマルキーズとエドワードだけになったところで 日が暮れてしまい、ちょっと手こずりました。マルキーズは乗り物に慣れているので ちゃんと乗ってくれたのですが エドワードにはお母さんが見えず 私たちに後ろから押され おびえて柵の外に暴走してしまったのです。

私たちは いろんな手を講じて エドワードをお母さんの横に乗せようとしたのですが,いくらマルキーズが(鳴き声で)協力してくれても ダメでした。しょうがなく マルキーズを一度降ろして,エドワードと同時に乗せる方法で やっと成功しました。

その後,去勢の群れから脱走して ちゃっかりお母さんと生活していたデラックスを 他の去勢のところに戻そうとしたのですが 暗くて(私にも)入口がわからないし,デラックスはお母さん(みよ)を探し回るばかりで どうしようもなく断念しました。

教訓:暗くなったら牛は動かさない。

マルキーズとエドワードを みんなのいる放牧地に放した時は もう7時半を過ぎていましたが 満月に近づいたお月さまが しっかり足もとを照らしてくれました。 

自然はやっぱり偉大です。
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