ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

エミリーパンダ

話が少しさかのぼりますが 11月末に牛たちがジョンさんちから戻って来た時 エドワードの右目下に 穴が空いているのに気が付きました。(穴 と言うのは 毛がない という意味。)近くでよくよく見ると かさぶたのようになっていたので 一年生によくある《イボ》だろう と別に何もしませんでした。

12月も下旬になり 牛たちが牛舎に来るようになると エドワードの隣の席のエミリーにも 同じようなかさぶたができているのを発見しました。あれっ,これ《イボ》じゃないよ と思ったのですが,エドワードのが きれいになくなっていたので その時も 何もしませんでした。

それが いつの間にか かさぶたが右目から左目,さらに口の周りまで広がって ついにパンダになってしまったのです。

Emiie Panda

エミリーは 2009年生れE組(全部で7頭)の紅一点。細長い顔に 大きなお耳,おでこにノの字の白い斑が入っていて,目はぱっちりの まれに見る美少女です。毛色も赤く、おしりも、Jおじさんの言う座薬型ではなく、幅があり,脚も細長く、その上性格まで良く,非の打ち所がありません。なのに これじゃあ,お嫁に行けたものではありません。

もちろん パンダになってしまう前に いろいろ調べて 菌で移る皮膚病(日本語がわかりません。すみません。)であることがわかり,グリースのようなものを塗ると広がらない と本に書いてあったので その通りにしたのですが それ位では止まりませんでした。

そして,先週になると 同じ一年生のユーロと牝牛組のだなえ、そして子牛のエリオットにも この病気特有の10円玉穴ができたこともあって,ちゃんとした治療を始めました。これを獣医さんに言うと 体中にかける薬を処方してくれるところですが うちはできる限り化学薬品は使いたくないので いつものようにホメオパシーです。

まず、うちにあったカレンドゥラのクリームを塗ると,広がらなくなりました。かさぶたの色も濃くなって来て,なんとなく良くなったような気がします。でも,続けて治療しないといけないのですが,牛の顔は大きいので 人間用の小さい容器のクリームだと すぐになくなってしまいます。それで,今日は 薬局に行ってカレンドゥラの原液を買って来ました。これだと 顔中にスプレーできますから。

かわいそうに かゆくないからまだ良いものの せっかくの美少女がだいなしで,一日も早く治って欲しいものです。それにしても,エミリーだけひどくなったのは 最初にかかったエドワードと仲良しだから と言うのもありますが、これもやっぱり 皮膚が弱かったイッジーばあちゃんの遺伝子かなぁ と考えてしまいます。
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コメント

フランスにもあるんですねー!
こっちでは、こんな皮膚病のことを「がんべ」って言ってます。もちろん正式名称ではないとおもいますが。。
カレンデュラのクリームで治療!素敵すぎます。
以前働いていたとこでは、廃油をはけで塗ってましたよ(笑)あわれ。でも悪化は防げてたような。
ほっといてもいいんしょうけれど、やっぱり美女美男が台無しになるのが本当に心苦しいですよね…。
しかもこれ、人間にもうつりますよね。
はやく美女がもとの美しさをとりもどしますように…。

  • 2010/02/04(木) 01:32:56 |
  • URL |
  • とみ #-
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とみさん、こんにちは

へぇー,《がんべ》ですか。単語帳に付けときますね。《廃油》はこちらでもよく使う手です。でも,牛を汚染するのはちょっと・・・。
時間が経てば自然に治るので ふつう、肉用牛の場合は放ったらかしです。でも,アルモリカンってパンダに似てる なんて誤解があると困るので やっぱり早く治したいです。

  • 2010/02/04(木) 18:03:37 |
  • URL |
  • masayo #-
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はじめまして

こんにちは、まさよさん
数日前初めてコメントしたつもりがとどいてないようなのでまたコメントしてみます
1年くらい前にそちらのご近所の陶器やさんから教えてもらいました。私もフランス在住でアミアンにわりと近い小さな村に住んでます。まだこちらに住み始めて半年過ぎたくらいなので、フランス語も全然。
こっちの田舎暮らしって半端じゃないので慣れないこともまだまだありますが、まさよさんのブログを見ていると元気がでます。

  • 2010/02/05(金) 11:09:03 |
  • URL |
  • tae #j0h.bn2w
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はじめまして,taeさん

あらあら,それはそれは 重ね重ね失礼しました。
T村にいらっしゃった時 お会いすることができなくて 本当に残念でした。言い訳になるけれど あの時,Jおじさんが見つからなくて,牛たちを牛舎につないだままだったので 出られなかったんです。すみませんでした。
こんなブログでも見ていただけてうれしいです。田舎暮らしの可能性って無限ですから お互いに元気でいろんなことに挑戦しましょう。また,改めて メールさせていただきます。

  • 2010/02/05(金) 16:12:14 |
  • URL |
  • masayo #-
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