ところが 日曜の朝になって 一番恐ろしかったのは風ではなく 低気圧が直撃した大西洋沿岸の高潮だった という話に・・・。死者50数人のほとんどが 堤防決壊による洪水の犠牲者 というニュースは 日曜日以来、まだ今日もラジオ(うちにはテレビはない)で大きな話題となっています。
海が陸地まで侵入した地域は その昔海だった海面より低い所で なんでそんな所に住宅の建設を許可したのか という怒りの声や,温暖化の影響で海面が上昇しているので どんな頑丈な堤防を建てても絶対に安全とは言えず いっそのこと海岸線を自然に返しては という意見も聞かれます。
でも,今回は 強風と低気圧(気圧が低いと海面が上がるらしい - 知らなかった)と大潮が重なって 最悪の条件だった とは言っても,《これは危ない!》と思った時
なんで,何も知らずに寝ていた人たちを起こしに行かなかったの?!!!
家の中で溺死した人たちには お年寄りが多かったとか。それが気になって,ニュースの解説やJおじさんの説明を聞くと,たとえ避難勧告をしたとしても 強制はできないので 家に残る人がほとんどだっただろう と言うことでした。何でも各自の判断で動くフランス。こういう全く予期していなかったことになっても 自分の命は自分で守るしかないのでしょうか。
ちょうどそのころ日本では 津波の警戒下にあって、最悪の事態を免れて幸運だったわけで 避難場所にムダ足を運んだ人も少なかったそうだし ちょっとオーバーだったからって 謝ることなんかありません。
話は変わって,昨日 パリの国際農業サロンで ベラの世話をしているAから電話がありました。ベラは今やスターだそうです。




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