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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

春が来た宣言

今日は天気予報で いよいよ春が来た という宣言がありました。こちらの暦の上での春は 春分の日からですから,今年はちょっと早めに来たことになります。この冬は 例年になく厳しかったので 本当にうれしい春の到来です。

気温が上がったので,今朝は霧。また,牛たちの放牧地を一つ開けてやると、草がそれほどあるわけではないのに みんな飛んだり跳ねたりの大喜び。

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牛たちは いつものようにお昼過ぎに牛舎に来たけれど,あまりお腹が空いていないみたいで しばらく乾草を前にボーッとしていました。

最低気温が5℃以下にならなくなったので Jおじさんは 遅れに遅れた家の工事を再開しました。そのもようは また写真入りでご紹介したい と思います。

私が翻訳の仕事でフーフー言っていた間,Jおじさんは だれも(動物が)行かないのでエニシダやシダだらけのなってしまった東の斜面の手入れをしました。前から気になっていたのですが,雪の重みで折れたエニシダがあまりにもみっともないので 全部根こそぎにしてしまいました。

すると、Jおじさんは 隣の養鶏所が良く見えて目障り と言いますが,オークの大木が2本がちょうど良い陰を作ってくれそうな かわいい放牧地ができました。せめて 上の方のまだ斜面がきつくないところだけでも 牛たちやお馬さんたちが食べられる草が生えてくれると良いのですが,それまでには何年もかかりそうです。

今,こちらの牛飼いは 土地をふんだんに使って一年中放牧 というのが主流です。でも,私は こうやって,せまい土地の隅々まで手入れして、ムダなく というのが好きです。これも日本で生まれ育ったせいでしょうか。

久しぶりのボラン農場案内図です。

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