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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

おいしいものが食べれる幸せ

今日は月曜日だけど休日です。昨日が復活祭だったので その関係らしくて、毎年3連休になります。こちらも 復活祭が来ると本格的な春で、目安として さあ,菜園を始めないと という時期なのですが 今日も寒くて寒くて・・・。

4月になっても、牛たちはまだ牛舎に食べに来ています。この時期は 草はまだまだ と思っていたら,ある日急に伸び出すので,どのタイミングで食堂を閉店するか 見極めがむずかしいところです。

この土曜日、Jおじさんは 組合の年次総会で一日中留守でした。だから,食堂は臨時休業して、牛たちは 草がちょっと伸び始めた 北側最後の牧草地を開けることにしました,でも,あまり早く開けると,一日中若葉を食べ過ぎて,お腹をこわしてはいけないので お昼まで待つことになっていました。

ところが、11時頃,小屋横の牧区の道路側から 牛たちの叫び声が聞こえました。いったいどうしたのか と思って見に行くと・・・(一番下の絵からご覧ください。)

Carte 100405

うちの牛たちはごはんも満足に食べさせてもらっていない と思われると世間体が悪いので、あわてて 北の牧草地を開けることにしました。私は オスカル(牛の後を追いかけるのが大好き)を連れていたので、牛たちの後ろから押さないで,向うから呼んでみました。

すると、土手にかくれて 私の姿は見えなかったのにもかかわらず,バランチーヌを先頭に みんなものすごい勢いで走って来ました。本当に 食べることにかけては 察しの良い牛たちです。ただ,そうなると 自分の子供のことをすっかり忘れてしまうのは困りますが・・・。

子牛4頭(エドワードはもう9ヵ月になるのに,5ヵ月のエリオットと同じ大きさ?!)をお母さんたちがいる隣の牧区のまで連れて行って,やれやれ と思ったら 今度は お馬さんたちからごはんの催促。Jおじさんが言っていたように 一人でゆっくり にはほど遠い一日でした。

その北の牧草地の草もあっと言う間に食べ尽くして,昨日のお昼は いつものように牛たちは牛舎入り口で食堂の開店を待っていました。なんとなく,牛たちが 評判のお店で行列して待っているお客さんのように見えました。
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