ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

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ボラン農場、草がなければ 肉もなし

5月ももう半ばの と言うのに寒い日が続きます。今は《氷の聖人》と呼ばれる時期に当たるそうで,寒さのぶり返しならまだわかるけれど,ずっと寒いままです。そして,今朝はとうとう霜が降りました。(-1℃とか。)それに,雨も少し降ったけれど まだまだ乾燥気味で,草がなかなか伸びてくれません。今に一気に伸びるんでしょうけど・・・。

では,とりあえず ボラン農場の近況です。

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私は 今週(火曜日以降)は 久々に翻訳の仕事がなくてほっとする間もなく,ボラン農場の最大のイベントであるお肉の販売です。本当は3月に予定していたお肉の販売が 大幅に遅れていたのです。

と言うのも,羊飼いのジョンさんちにいる去勢たちは 冬でもけっこう草があるので 一年中丸々太っている・・・はずだったのが,今年は なんと 痩せてしまったのです。そうです。あの大雪のせいです。もちろん、草架に乾草を入れてあったけれど,それだけでは牛は太りません。それに一番おいしい乾草は ボラン農場の母牛たちにやったので,いつも乾草はそれほど食べない去勢たちのは 残り物でした。

ジョンさんちの牧場を借りて,去勢たちを放牧するようになって初めの3年は 雨が多くて,暖かい冬が続きました。だから,それがふつうだと思っていたら,4年目の今年,雪が積もるまともな冬になったのです。建物なしの年中放牧は 冬も暖かいから可能であって、あまり寒いと 当然,牛は痩せてしまいます。

このあたりの肉牛は みんな年中放牧なので 牛たちはみんな厳しい冬を過ごしたわけです。一応,肉牛の場合でも 全頭入れられる牛舎が推奨されてはいるけど,牛舎なし というのも よくあります。肉牛は 最低限の設備投資でできる というイメージがあるけれど 世の中そんなうまい話はありません。

今回,お肉の販売が遅くなって お客様をお待たせてしまったのも良くないけれど,痩せてしまった去勢たちがかわいそうです。それに 一度痩せたお肉って、草を食べて回復しても おいしくないんじゃないか とか心配もあります。今度の冬は もっとおいしい物を食べさせて,雪が積もっても避難できるところを作ってやらないと・・・。

こちらは ぜんぜん痩せなかったボラン農場の牛たちです。

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