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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

捕らぬ狸の・・・

まだ出発していないのに、もうほとんど売り切れてしまったカシューのことを書くつもりだったのに,予期しない仕事が入り(10日位休みやなかったん、と言いたいところをぐっとこらえて,ありがたく頂戴した。)後回しになってしまいました。

そうしているうちに 枝肉の重量と予想されるお肉の重量が出ました。350キロ×56%で195キロ=19箱 とぜんぜん足りません。二箱目は次回でも良い と言ってくださるお客さんのお言葉に甘えても,やっぱりお断りするお客様が出てしまいました。もちろん,私たちの分もなし。(レバーだとかモツでがまん。)

今回は 3月~4月に予定していた分を飛ばしたので,こんなに早く売れたのですが,これまでの売れ残りの恐怖が 売り切れの恐怖に変わるとは・・・ これを機会に,二ヵ月に一回の販売体制が取れるか というのが 今の課題です。

さて,カシューですが,この冬天国に行ったユゴリンの息子で,2007年1月1日の数分前に生まれました。その時のことは 今でも良く覚えていて,あぁ あの子がもう と感慨深いです。カシューは もともと小さくて,発育もあまり良くありませんでした。この冬、青草が食べられなかったこともあって,40ヵ月過ぎたのに枝肉で400キロありませんでした。

でも,カシューは巻き毛だったので,きっと肉質が良い と期待しています。それに,枝肉が400キロ越えると ステーキが大き過ぎる というクレームが出るので,これ位が一番 ということにしました。

いつものことだけど,素直に,信頼してトラックに乗ってくれたカシュー。(予定より45分遅れる とトラックの運転手さんから電話があって、どんな野蛮な牛といっしょに乗せられるのか と心配したら,大暴れしたのは8ヵ月の子牛だった。)今ごろは ユゴリンといっしょに 姉のアリスから 空を飛ぶトレーニングを受けていることでしょう。

Carte 100523
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