金曜日の夕方、去年注文した牛運搬用のトレーラーが とうとう届いたのです。草の伸び具合によって 去勢牛たちのいるジョンさんちの牧場に ボラン農場の牛たちを連れて行きたいので どうしてもトレーラーが必要です。トラクター用の安い中古のものでも良かったのですが、これからは 牝牛を売ったり、オスの子牛を買ったり、牛の運搬が増えそうなので、自動車でも牽けるのが欲しかったのです。そうすると、牛用は中古がほとんどなくて、あっても高いので、思い切って新品にしました。いざモノが来たのに、Jは トレーラー牽引の免許をまだ持っていないので、ディーラーさんまで取りに行けなくて、隣村のレンタル会社に運送をしてもらいました。
アルミ製でピカピカのトレーラーです。見た感じはなんとなく缶詰です。まず、後ろの扉が開かなかったので、Jはその調整から始めました。それだけでもかなり時間を取りました。その次は いよいよ試乗です。まず最初は 乗り物に良く慣れた 馬のリュチックから。でも、それは誤算でした。




幸い、フォグランプのプラスチック製のカバーが 少し欠けた程度ですみました。そして、昨日は 前に車を付けて(これ大事です)牛のユプサを乗せてみました。素直に乗ってくれたのですが、食べるものがあるわけではなく、動くわけでもなく、すぐに飽きて泣き出しました。牛は狭いところでも、半分に折れて Uターンしてくれるので 降りるのは簡単です。
今日は ポポットが挑戦してうまくいったので、リュチックと2頭いっしょに乗せました。ポポットが上手にバックするのを見て、今度は リュチックもちゃんとバックしました

これで 牛も馬も 2頭ずつ問題なく乗せられるのが確認できたので、Jはご満足です。明日からは いよいよ農作業に取りかかるそうです。