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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

天の恵み、草の力

新月だった10日は、予定通り一日中雨になりました。しばらくぶりに『雨が降った!』と言えるほどの雨で、カラカラの牧草地にうっすら緑が戻って来ました。

羊飼いのジョンさんちでは

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これだけ広いと食べ物も充分で、去勢組はみんな仲良く、の~んびり。

ボラン農場の母牛組(母7頭に子牛4頭??+エミリー)は

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南側最後の牧区にも行けるようにしたら、もうほとんど食べ尽くしてしまいました。緑に見えるのは、うちの牛も食べないシダ。

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シダなどの迷惑草は、土の深いところまで根を張って、水分や栄養分を探しに行くので、こんな時でも元気です。だから、他の草を押しのけてはびこり、迷惑になる。(写真の子牛は本文とは関係なし。)

放牧地に今やっと緑が戻って来た と言っても、牛たちを入れるにはまだ早過ぎます。だから今年は、もう少し草が伸びるのを待って、例年よりずっと早く、母牛組もジョンさんちに行く予定です。

それまで、お腹の足しにと昨日乾草を草架に入れて持って行ったら、一日で約200キロのロール一本を平らげてしまいました。(冬に牛舎で食べる時は、一本で牛と馬の2日分。)いくら、食べる物がある時に食いだめして、脂肪でカロリーを保存できるアルモリカンでも、これはちょっと・・・。
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