ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

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元祖大食い姉さん

先日実施した牛たち大移動のもようを描こう と思っていたのが、やっと完成しました。今週は、突然通訳のお仕事をいただいたり、車の定期安全点検(車検のようなものだけど、ずっと簡単)にひとりで行ったり、いろいろ忙しい週でした。

話は、牛たちがボラン農場に帰って来た日に戻ります。

Carte 101106

日暮れ時は、牛たちが興奮しやすい時です。そんな時に、ジョンさんちから戻って来た牛たちを、ベルナデット、フリゼット、エミリーのところに連れて行ったので、えらい騒ぎになりました。あのマルキーズでさえ、放牧地を斜めに駆け抜けたほどです。

初めて見るフリゼットを追いかけ回す子牛たちや、ただただ奇声を上げるお母さんたちが、少し落ち着くのを待って、家(小屋)に帰ろうとした時です。

放牧地の入り口近くで、アーニカがぼつんと一頭、一心不乱に草を食べていました。すなわち、さっきまでの大騒ぎには参加していなかったのです。それに、その食べるスピードと言ったら・・・。他の牛の2倍も速く食べるのだから、あれだけ太るのも無理ありません。

そう言えば、ジョンさんちを出発する時、いくら数えても16頭(本当は去勢も入れて17頭だった)だけしかいませんでした。Jおじさんが集まった牛たちの顔を見て、いないのはアーニカだとわかりました。いったいどこに行ったのか と周りを見回すと、遠くの方からあわてて走って来るアーニカが見えました。きっと、どこかで一生懸命草を食べていたのでしょう。

そんなどうしようもない食いしん坊のアーニカですが、今回の移動では最優秀牛でした。みんなで順番を待っていた放牧地からアーニカ一頭だけ柵に入れて、トレーラーを柵に付けて、アーニカを乗せるまで、ほんの数分ですんでしまいました。それに、トレーラーが走り始めたら、早々に方向転換して、降りやすいようにしておくかしこい牛です。

一産目も二産目も、もうストロー数本しか残っていない《ウラニウム》を2本もらって、だなえとエルネスト(エドゥ)を産んだアーニカは、今年はバスしてしまいました。このことで、《アーニカの赤ちゃんはどこへ行った?》というお話をしたかったのですが、時期を逃してしまいました。

去年の7月に人工授精をして以来、アーニカは一度も発情しなかったので、私たちは妊娠した と思い込んでいました。だから、冬の間、エルネストを他の雌牛から隔離して、アーニカといっしょに別の放牧地に入れていました。

ところが、エルネストがエコミュージアムに行ってしまった2月に、アーニカは、まるで発情したような態度を示しました。出産予定が4月なのに、まさか と思ったのですが、授精師さんから、出産2ヵ月前に発情のようなことがある と聞いたので、そのままにしていました。

ところが、アーニカは次の月にも発情して、赤ちゃんはいなかったことがわかりました。一度妊娠して、流産してしまった可能性もないではないけれど、冬の間毎日牛舎につないでいて、流産したのがわからなかったとは考えられません。

まあ、そう言っていてもしょうがないので、4月に人工授精をして、あれから一度も発情しなかったので、アーニカは妊娠7ヵ月のはずです。

でも、アーニカはあんなにデブなので、お腹が大きくなっているのかさっぱりわかりません。それで、今年はだまされないように、月曜日に人工授精センターからエコー検査に来ててもらうことになっています。嫁ぎ先が決まったエミリーも、ちゃんと確認しておきたいので。
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