ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

エミリーのお嫁入り

エミリーの出発の日が、とうとうやって来ました。行き先はすぐ近くだし、小動物やロバがお友達という環境なので、私たちも安心です。

お迎えが10時頃ということで、早めに準備を始めました。エミリーだけ牛舎に連れて行くのは無理だけど、全員を連れて行くのも面倒なので、だれかエミリーに付き合ってくれる子はいないかなぁー と周りを見回していたら、だごべえがいっしょに来てくれました。だごべえは、本当に気の良い牛です。

だごべえを先頭に、もう少しで牛舎裏 というところで、エミリーは、いきなり電気牧柵に見せかけたナイロンのヒモを引っ張って、反対方向に走って行きました。

前に私が目撃した時は、まず鼻をヒモに近づけて、電気が来ていないことを確認して突進したのですが、今回は、いきなり でした。もう、いったい何がおもしろくて柵を突破するのか、私にはさっばりわかりません。

とりあえず、だごべえを牛舎裏に閉じ込めて、私がエミリーを捕まえに行きました。朝っぱらから広い牧草地を駆け回るのはイヤだから、オスカルに頼もうか、と思う間もなく、オスカルはすでにダッシュ。あまりムキになって追いかけ回すので、やめさせようとしたら、エミリーは、牛舎裏の入り口から顔を出したJおじさんを目がけて走って行きました。

こうして、お迎えの時間までにはエミリーを牛舎につなぐことができたけれど、Jおじさんも私も、通電検査牛はもうこりごり。もうこんな牛いらないから、早く連れて行って、という気持ちになっていました。

さて、お迎えの車が来て、書類を渡して、いよいよエミリーをトレーラーに乗せる時が。車は、かわいい雌牛一頭用のオープンカー。さて、嫌がらずに乗ってくれるかな、と心配していたら、エミリーは、まるでお姫様のように、一人でエレガントに乗り込んでくれました。

Carte 101123

それから、30分ほど後、エミリーが無事に着いた と新しいお父さんが電話してくださいました。トレーラーを降りたエミリーは、牧柵に電気が通っていることを確認したら、後はおとなしく草を食べ始めたそうです。
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