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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

牛たちの平穏な日々

ちょっと曇りがちだけど、穏やかな毎日が続きます。牛たちは、雨が降っていた間に伸びた草ももう食べてしまい、次の放牧地に行きたくて、その入り口で毎日抗議集会をするようになりました。でも、そこは、来週Jおじさんが留守をする日のために取ってあるので、まだダメ。かくて、ハラペコ軍団は、午後に食堂(牛舎)が開くと、我れ先に走って来るのです。

子牛のフェスト・ナットもフリゼットも、もうすっかり慣れて、自分の席に直行するようになりました。フリゼットは、とっても良い子で、Jおじさんのお気に入りです。

Cantine 110311

でも、Jおじさんが一番おもしろがるのは、フェスト・ナットです。

お母さんの横で、もりもり乾草を食べ(隣のおばさんにかなり盗まれるけれど)、夕方、おっぱいタイムに放してやると、瞬時に180度反転して、おっぱいに直行。それが終わると、フリゼットの席に行き、残った乾草を食べて、それも平らげると、今度はもっと小さい子牛用の乾草を食べに。ある日は、みんな放牧地に帰ったのに、ひとりだけ牛舎に居残って食べ続けていたそうです。

ある日の午後、私が牛舎に入ると、フェスト・ナットが横たわっていました。それを隣のみよがつつき、反対側にいるお母さんがペロペロなめていたので、あわててしまいました。でも、落ち着いてよく見ると、つながれたまま寝てるだけでした。

(フェスト・ナットお得意のスタイル。)
110311 1

もう、寝る時ぐらい、ふつうの寝方をしてもらいたいものです。

さて、心細かった乾草も、ムダなく大切に食べたので、今月の末まで持ちそうです。ただ、今年は復活祭がいやに遅いので、暖かくなって草が伸び出すのも遅いかもしれませんが、今のところ心配なしです。
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