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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

ィヤッホー、マルキーズ!

ボラン農場のカンバンばあちゃん、マルキーズは、5月20日に15才になりました。生後一週間でうちに連れて来た時、必死に逃げ回って、《野蛮牛》のレッテルを貼られたけれど、今は、何でも言うことを聞いてくれる、理想のばあちゃん牛です。

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そのマルキーズ、昨日、授精師さんにエコーで妊娠鑑定してもらって、OKでした! まあ、せっかく発情したから と人工授精してみたけれど、それほど期待していませんでした。それが、OKとわかり、久々の明るいニュースとなりました。やっぱり、《すもう》のおタネがとりわけ元気だからでしょうか。

で、授精師さんにエコー検査を頼んだのは、だなえがよそにお嫁さんに行くための準備です。ついでに、マルキーズも、ベルナデット(検査しなくても、妊娠してるのは歴然)も診てもらいました。バランチーヌ(みんなの中で一番騒いだ)もつないだけれど、まだ人工授精から21日で、検査不可能でした。

そう、だなえを手放すのは、口減らしのためです。とにかく、雨が降らなくて草が全く伸びず、この先、牛たちに食べさせる草の確保が困難 と見て、買ってくださる方がいれば、毋牛を売ることにしました。

でも、ご心配なく。マルキーズとベルナデットだけは、何があっても死守します。それに、かわいい子牛たちが7頭もいるし、お肉のストックは今のところ充分だし。

昨日は、南端の放牧地から、まるで毎日のことみたいに、きれいに一列に並んで(グリ子とジゼルだけははしゃいだ)牛舎まで登って来た牛たち。このところ、いつもここの木の下で休んでいます。

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牛たちがどんどん南に移動したのに、ボラン農場案内図は遅れたまま。急いで挽回しないと。
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