ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

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5年間の闘いの末 その一

そろそろ、お天気が回復しそうだけど、今朝はやっと10℃と、まだまだ寒いT村です。

さて、今日から、ちょっと前に書き貯めてあった表題の長編をお届けしようと思います。(下の写真も、もうかなり前の物)

110722 1

ど田舎のT村でも、ボラン農場だけADSLが接続できないという不運に会い、電話が使えなくなる超低速インターネットから、WImax、そして3Gと、考えられるものは、全てやってみました。

県が大金を投じて導入したWImaxは、
私たちが契約した○○○○netというプロバイダーはもう存在しない(他の会社に買い取られた)、
発信アンテナの管理会社も、聞いた所によると、会社が替わった、
県内でWImaxに加入している家庭はたったの120軒程度、
と どうしようもない状態になってしまいました。

うちでは、去年の8月31日からまともに使えなくなった と何度も何度も電話で訴えたのに、○○○○netは、アンテナ管理会社が回答をくれないのでわからない と言うばかり。だから、毎月の使用料を払うのを拒否して、請求書発行手数料の3ユーロだけ送っても、何にも言わないし、じゃあ、切ります とも言わない不思議な会社です。

メールチェックだったら3Gでできるけれど、これではまともに仕事ができないので、たまりかねて、3ヵ月ほど前に、県のWImax担当の方に相談しました。

その方は、以前にも○○○○netにメールを送っていただいた方ですが、今回は、WImaxの機材を持って、ボラン農場まで駆けつけてくださいました。調査の結果、電波はちゃんと届いているのに、お互いに通話を始めない(セッションが開かない)ことがわかりました。

この問題は、○○○○netではなく、アンテナ管理会社の責任なので、県の担当者の方がその場でその会社に電話して、調査を頼んでくださいました。でも、未だに音沙汰なしです。こういうのって、決して技術が悪いのではなくて、それに係わる人の質が悪いのだ と私は思います。

さて、通訳・翻訳という職業柄、ないでは済まさせないインターネットなのに、なんで村で私たちだけが?!(正確に言うと、うちと回線を共有しているお隣もそうだけど、そこは、別棟にADSLが来ているので、必要なし)と腹立たしい思いを、村にADSLが来て以来、ずっとして来ました。

さて、家に窓やドアが入って、保険もかけられる状態になった時、前から考えていたことを実行しました。

私たちの抗議を受け付けず、ADSLがつなげられないのは『技術的な問題』として、毎回同じ手紙を送って来たフ○○○・テレコムとは競争相手であるS○Rのお店に行って、新しい家用 と称して、新しい電話回線を申し込みました。S○Rは、ADSL+電話でセットにして売っているので、うちのように電話しかできない回線は存在しません。

お店でうちに来ている回線のテストをして、大丈夫だと確認して、契約書にサインをして、技術屋さんが電話線の設置に来る日時も設定してもらいました。Jおじさんは、もうアタマから『そんなことできるはずがない。』と言っていたけれど、もしもダメならタダなので、とにかくその日(5月26日)を待つことにしました。

その日、電話工事ならどこに頼んでもここの会社 という下請け会社のユニフォームを来た技術者が二人、ボラン農場にやって来ました。車から降りてすぐに

技術者:『ここの回線ボックスは、つい最近、トレーラーハウスに越して来たとこに、もう最後に一個しか残ってなかったのをつないだから、もう場所がありません。』

私:『なにっ、一個残ってた?!(なんでフ○○○・テレコムは私たちにそれを言わなかった?!)それ、ひょっとして、ADSLなしの電話だけとちゃうん?』

技術者:『いえ、ADSLもつなぎました。』

私たちは、フ○○○・テレコムにバカにされていたのでしょうか。

とにかく、下請け会社としては、ボックスに場所がなければどうしようもないので、新しく回線を引くことはできないけれど、電話回線を管理しているフ○○○・テレコムに調査に来てもらうよう頼みます、ということになりました。

フ○○○・テレコムの調査なら前にも来てもらったし、その時してくれるはずだった工事がなぜかキャンセルされて、その後問い合わせても『調査の結果、不可能。』という答えでした。だから、本当にフ○○○・テレコムが来てくれるのか、私たちは不安でした。

それから数日後の5月31日の朝、Jおじさんが、大急ぎで隣町まで定期健康診断に行こうと、車のエンジンをかけた時、フ○○○・テレコム と書いた車が中庭(家と納屋の間)に入って来ました。せっかく来てくれたエンジニアさんに、健康診断に遅刻しそうな上、血液検査のため朝ご飯を食べてなかったJおじさんが、食ってかかりそうになったのをなだめて、私が応対しました。

エンジニアさんによると、今の状態では新しい回線を引くことは不可能だけど、今うちで使っている電話を、モデムを通さない普通の回線にすることはできそうだ ということでした。その日、エンジニアさんは、界隈の電話回線ボックスを全部チェックし、つなぎ直していた と午後また出かけて、ちょうど通りかかったJおじさんが言ってました。

そして、エンジニアさんが言った通り(日にちは一日ずれたけど)、6月18日土曜日の朝、また別の会社のトラックが、ボラン農場の中庭に入って来ました。
(つづく・・・)
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