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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

青い空にブルーの煙突

たかが煙突と言っても、意外に複雑で、パイプを注文するだけでも、その計算に何日もかかった という話は置いておいて、まずは写真をご覧ください。

本当は、煙突の取り付けは、屋根の上から始めるものなのですが、うちは、まず家の中から始めました。

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上の写真のブルーのパイプが、天井を突き抜けて部屋に出る部分です。屋根裏を通る部分と、外に出る部分は、断熱材が入っているので、径が大きくなっています。ストーブのパイプは、径の小さい方につなげます。

ここまで準備できたので、屋根の上は一日で終わるだろう と楽観していた火曜日。Jおじさんは、高いところが苦手なので、命綱も用意して、慎重に始めました。

まず、穴を開けるところのスレートを取除きます。

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次に、規格通りの穴を開けました。

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そこに煙突のベースを置きます。

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そこで屋根の上の煙突を乗っけて全体の中心を合わせ、ベースの位置決めをします。

ここで、ちょっと問題が。

このベースは、スレート板のラインに合わせて付けることになっているのに、ちょっとズレました。だから、ふつう、煙突は上から始めるものなんです。

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その日は、そこでストップしてしまいました。

翌日、そこはうまくごまかすしかない ということで、工事が再開しました。上から順に取り付けるのではなくて、下から来ているパイプに合わせないといけないので、位置決めが大変です。

ようやくベースを固定して、スレートを元のように戻すところで、Jおじさんは、また考え込んでしまいました。どんな順番で置いてあったか忘れたとか。

屋根の上でしばらく考えて、どうにかそれらしく収まりました。(夕方で、屋根のこちら側は陰になるので、写真はなし。)

ここで、雨になったので、一日お休みして、昨日は仕上げをしました。

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スカートをはかせ、お帽子をかぶせて出来上がり。結局、始めてから全部で一週間まるまるかかってしまいました。

南から見るとこんな感じです。

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この写真を見ていただければ、なぜストーブの位置にそんなにこだわったか、おわかりになると思います。

家の南面に窓が三つ並んでいて、この真ん中の窓の前に大きなテーブルを置き、その向うがわにストーブを置くようになっています。だから、ストーブがきっちりそのライン上に来ないとカッコ悪い ということなんです。
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