ブルターニュの叔父さんが、今度アルモリカンの牝牛を買うらしいので、そのお祝いに鈴を贈りたいのですが、アルモリカン牛の平均的な首周りのサイズを教えてください。
と言うことでした。なんでもスイスからいらっしゃるそうで、そう、スイスで売ってる、きれいに刺繍した首輪に《ガラーン、ガラーン》と音がするベルが付いた、あのおみやげ物のことのようです。
それを見て、苦笑したJおじさん。と言うのも、数年前に、体験農場(小学生が泊まりがけで来る)をしているお隣からその《ガラーン、ガラーン》が聞こえて来ました。音の大きさや鳴るタイミングから、音源は牛のようでした。
その鈴を牛に付けた人も、体験農場に来る子供たちも、のどかな音がしてスイスみたい と思ったのでしょう。
でも、Jおじさんは、その音が耳障り と言い、数日後にはどうしても耐えられなくなって、とうとうお隣に苦情を言いに行きました。それも、丁重にお願いするのではなく、あの音がうるさいからすぐに外してくれ とはっきり言ったらしいです。
幸い、お隣の方は、気を悪くすることなく、すぐに外してくださったのですが、Jおじさん、もう少しマシな言い方なかったの と思います。
ということがあったので、牛に鈴を贈るつもりでいる方に、どんな返事をすれば良いか悩んでいます。
でも、とにかく質問にお答えするために、昨日、雨の合間に牛たちがいる放牧地まで、首周りのサイズを測りに行きました。
モデルになったのは、Jおじさんファンクラブ会長のアーニカ。(私には冷たい。)

草を食べていたけれど、Jおじさんが口笛を吹くとすぐに来たそうです。そして、頭をかいてやって、首もなでなでしてやって、ひもで首のサイズを測ると、110センチ。
でも、アルモリカン牝牛の平均値だから、こんな牛もいることを考慮しないといけません。(モデル:バランチーヌ)

とすると、100センチ位 と答えるのが妥当でしょうか。返事を書くのはJおじさんだから、本人の判断に任せますが、本当におもしろい質問をいただいたものです。
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