そのかなちゃんは うそみたいに元気です。生後4日ともなると、そこら中 駆け回ります。昨日は 一年生3頭のお腹の下を 一気にくぐり抜ける(4頭目のブルータス君にぶつかって止まった)というのをやってのけたそうです。それ以外は 一日中ひっきりなしに お母さんのおっぱいと格闘しています。
お母さんのマルキーズは 去年生まれたみよの時も、その前のバランチーヌの時も《へぇー、牛も歳とともに丸くなるの》と思うほど 放任主義になったのに、今年は全く違います。かなが見えなくなると、《ムー、ムー》とうるさいです。かながあまりにも小さいので、心配なのかも知れません。




そういうマルキーズのことを 私たちはおもしろがっていますが、ほんとうに良いお母さんです。10才で子牛を9頭産んだ、病気一つしない健康優良牛です。骨ばっていて、おっぱいの大きな 乳牛タイプは 私たちの好みです。アルモリカン種のスタンダードとは ちょっと違う ボラン農場独自の牛です。そのうち ボラン種 っていうのができるかも。