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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

はじめまして

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昨日、新しいメンバーが誕生しました。
昨日の夕方牛たちが移動して来た、家のすぐ南側の放牧地です。

牛たちを移動させたのは、前にいた《大畑下》はもう草が少なくなったのと、ベルナデットももう産むだろうから、できるだけ家の近くにいた方が安心だと思ったからです。

ベルナデットは、もう一昨日あたりから歩くのもしんどそうで、昨日も、みんなの後からのろのろついて来ました。そして、目的地に到着すると同時に陣痛が激しくなりました。

ベルナデットが時々泣くので、私は暗くなるまで付き添っていたけれど、何の進展もありませんでした。その後、私はいったん小屋に戻り、Jおじさんが前にいた放牧地から水桶を運んでいる途中、ベルナデットの泣き声が『ムー、ムー』に変わったので、駆けつけてみると、子牛が落ちていた ということです。

子牛ちゃんが動かなかったので、Jおじさんが小屋までお水(子牛を起こすため)を入れる容器を取りに来たのですが、私たちが必要なものを持って毋子のところに戻ると、ベルナデットがしきりに子牛をなめ、子牛は頭を上げてお母さんを見ていました。

その後も様子を見に行ったら、子牛は元気そうだし、寒くないし、そのまま外で寝かせました。

そして、今朝夜明けと同時に(と言っても8時頃)見に行くと、子牛ちゃんはしっかりおっぱいを飲んでいました。ところが、ベルナデットは、後産の一部が垂れ下がったまま。これは急いで処置しないと、繁殖トラブルの元です。

だけど、Jおじさんは、今朝はユーロくんのモツを取りに行っていて、私一人じゃどうにもなりません。

その上・・・、もう一枚子牛の写真をご覧下さい。

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そう、今日は雨になりました。天気予報では『雲が出る。』と言っていたのが、実は雨でした。今日こそ、白豆の収穫をしよう と思っていたのに・・・。

そうそう、新入り子牛ちゃんですが、どうもこの子も女の子のようです。(8頭連続新記録:前々回の絵は予言。)女の子なのに、すもう(父)そっくりな、がっしりした体格です。
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