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ボラン農場の牛たち

アルモリカの小さな村からアルモリカンArmoricaine牛たちのお話をお届けします。

マルキーズ天気予報

このところずっと小雨や曇りの日が続き、もう11月と言うのに、寒いと感じることはまだありません。だから、小屋のストーブも、朝は点けるげど、日中は火が消えても放ったらかしです。

夜の間にかなりの大雨が降ったけれど、今日は久しぶりにお日さまが出ました。(ちょっとシっけたお日さまですが。)

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もう、次の牧草地に行きたくて、一昨日あたりからデモを始めた牛たち。デモ隊はいつも、家や小屋のすぐ横にある水飲み場前で、一斉にシュプレヒコールを叫びます。

今日も全員で叫びに来たらしいけれど、ポカポカ陽気に抗議も忘れて、くつろぎのひとときとなりました。でも、これだけ女の子ばかりいると、毎日だれか発情したのがいて、はしゃぎ回ったりも。

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寒さには関係なく、フサフサの毛の一年生(および二年生)。冬になると、みんな例外なく長~い毛になります。一口に長い と言っても、ファンタやふぶきのように、カーペットにしたくなるような、ただただ長いのやら、ふみのように細くて密なのや、フリゼットのようにちりちり巻き毛 と、いろんな種類があります。それぞれ好み(?)の毛で、寒い冬を耐えよう と言うことでしょうか。

その長~い毛も、おとなになるとほどほどの長さになります。あのくるくる巻き毛のベルナデットさえ、今は、ちょっとカールしてるかなぁ という程度になりました。これも、皮下脂肪が厚くなったからでしょうか。

ボラン農場の四頭の毋牛(マルキーズ、ユーチカ、ベルナデット、みよ)の中でも、一頭だけたわしのように堅そうな毛をしているのが、マルキーズです。冬になっても、色が赤みを帯びて来る以外は、長くなったりしません。

ただし、もしもマルキーズの毛が長くなったら、それは要注意です。二年前に大雪が降った年は、マルキーズも長い毛をしていましたから。

だから、もちろん、マルキーズの毛にはずっと注目していて、『ああ、今年は寒くないわ。』とか言ってたのが、なんか、このところ日に日に長くなって来てるようで・・・。

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予定では、あと二週間でお産のはずのマルキーズ。でも、おっぱいは張って来ないし、なんかやせ気味だし、ほんとかな? 赤ちゃんがいてもいなくても良いから、いつまでも健康でいて欲しいです。
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