夜の間にかなりの大雨が降ったけれど、今日は久しぶりにお日さまが出ました。(ちょっとシっけたお日さまですが。)

もう、次の牧草地に行きたくて、一昨日あたりからデモを始めた牛たち。デモ隊はいつも、家や小屋のすぐ横にある水飲み場前で、一斉にシュプレヒコールを叫びます。
今日も全員で叫びに来たらしいけれど、ポカポカ陽気に抗議も忘れて、くつろぎのひとときとなりました。でも、これだけ女の子ばかりいると、毎日だれか発情したのがいて、はしゃぎ回ったりも。

寒さには関係なく、フサフサの毛の一年生(および二年生)。冬になると、みんな例外なく長~い毛になります。一口に長い と言っても、ファンタやふぶきのように、カーペットにしたくなるような、ただただ長いのやら、ふみのように細くて密なのや、フリゼットのようにちりちり巻き毛 と、いろんな種類があります。それぞれ好み(?)の毛で、寒い冬を耐えよう と言うことでしょうか。
その長~い毛も、おとなになるとほどほどの長さになります。あのくるくる巻き毛のベルナデットさえ、今は、ちょっとカールしてるかなぁ という程度になりました。これも、皮下脂肪が厚くなったからでしょうか。
ボラン農場の四頭の毋牛(マルキーズ、ユーチカ、ベルナデット、みよ)の中でも、一頭だけたわしのように堅そうな毛をしているのが、マルキーズです。冬になっても、色が赤みを帯びて来る以外は、長くなったりしません。
ただし、もしもマルキーズの毛が長くなったら、それは要注意です。二年前に大雪が降った年は、マルキーズも長い毛をしていましたから。
だから、もちろん、マルキーズの毛にはずっと注目していて、『ああ、今年は寒くないわ。』とか言ってたのが、なんか、このところ日に日に長くなって来てるようで・・・。

予定では、あと二週間でお産のはずのマルキーズ。でも、おっぱいは張って来ないし、なんかやせ気味だし、ほんとかな? 赤ちゃんがいてもいなくても良いから、いつまでも健康でいて欲しいです。
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